第一章
お見舞い、頑張ります!
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て今がこんなに幸せですから、ちょっとの寂しさ位平気です」
「・・・改めて言うわ!私の眷属になりなさい」
眷属になるってことはイッセー君やリアス先輩の仲間になるということ。
・・・ダメだやっぱり巻き込みたくない、この人たちが悲しむ姿や傷つく姿なんて見たくない。
「ごめんなs「優!お前なんか余計なこと考えてないか?」え?」
イッセー君が真剣にこちらの目をまっすぐ見る。
「優は他人ばっか優先するからな、俺らのことを考えて断ってないか?」
「そ、それは・・・」
「お前はお前を大事にしろ!誰かの為じゃなくていいんだよ!自分に正直になっていいだよ!」
「ダメだよ、そんな身勝手なマネは僕にはできない。これが僕の生き方だ、変える気はないんだ」
「なら・・・俺が変えてやるよ!自分で変えられないなら俺が変えてやる!俺は、俺たちは友達だ!部長も朱乃先輩もアーシアも木場も子猫ちゃんもお前が大好きだからな」
「僕は・・・」
本当にいいのかな?
「俺は将来ハーレム王になる男だからな、不可能はない!」
オカ研のみんなの顔を見回す。
みんなこちらの目をしっかり見てくれる。
「「「「「「!?」」」」」」
大粒の涙が頬を伝いポトポトと落ちていた。
「ご、ごめんなさい!嬉しくてつい」
裾で何度も何度も拭っても涙は止まらない。
「大丈夫か?」「流石私のイッセーね」「ふふ、可愛い」「ハンカチどうぞ!」「一件落着かな」「・・・泣き虫」
「ありがとう」
心の底から笑えた気がした。
「「「「「「/////」」」」」」
みんな赤面してどうしたのかな?
とある森の中―深夜―
体を無理やり動かしティーンベルと戦った森に来た。
「・・・あった」
刹月華を見つけ持ち上げる。
劣化の能力は解除することもできるけど・・・
「お待ちしておりました」
「!?」
驚いて振り返ると巫女服の小柄な少女がいた。髪は日本人らしい黒で地面まで届くほど長い。顔はまるで人形のように整っている。
「君は誰なんだい?」
目の前にいるのに気配が薄い
「私の名は炎帝と申します。その刹月華の兄弟にして対極に位置しております。」
「兄弟?」
「私は刀です」
「刀?君はどう見ても人間の女の子にしか見えないよ」
「ではお見せしましょう」
彼女の周りを炎が包みこむ。
現れたのは炎の模様が描かれた鞘に収まった刀。ここからでも熱気は伝わる。
「お分かり頂けましたか?」
人間の姿に戻る。
「うん、でも君はなぜここに?刹月華を取りに来たの?それとも僕の命を?」
「い
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