第二章 [ 神 鳴 ]
二十一話 漆黒混じりて…
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それだと朝一番に釣りに行かないといけないわよ?」
とルーミア。
「朝一で釣りに行くと闇の妖怪に襲われたりして危ないんだよね」
「…あんた割と根に持つのね」
「えっ!あの時言ってた手強い魚って、もしかして…」
僕達三人にしか分からないネタに諏訪子達は首を捻った。それからまた取り留めない話題で女子達が姦しく騒ぐ。
なんだかんだで楽しい時間。掛け替え無いと思える空間。失いたくないと本気で願える繋がり。
さっき僕の中に生まれた疑念。月を見つめながら自問自答してみる。
何時か月に行けるとして、僕はどっちを選ぶのだろうか?応える声はない。当たり前だその何時か、自分で決めないといけないのだから。
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