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Angel Beats! the after story
記憶戻しの野球試合B
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ちゃいました。」
だいたい想像がつくがまさか、かなでたちも賛成するとは思わなかった。
「どうです音無さん似合いますか?」
恥ずかしがるそぶりを見せず聞いてくる。
「あぁものすごく似合ってる。」
白い肌に目が離せなくなってしまった。
それを聞いてかなでは喜んでいた。
「ほら、ゆりちゃんも観念して」
かなでの後ろに隠れていたゆりが、かなでによって前に立たされる。
前に出て来てますます恥ずかしくなりゆりの顔が赤くなり目が潤んでいた。
「じっと見ないでよ、バカ」
「わ、悪い」
あのゆりのチアガール姿に目が釘付けになってしまう。
「似合ってないのは分かってるんだから」
「いや、そんなことはないぞ、似合ってるしかわいい。」
俺が言ったセリフにゆりの顔ががますます赤くなってしまう。
「か、か、か、かわいいってへ、へ、変ななこと言うなバカ!」
「よかったねゆりちゃん」
「う、う、うるさい」
俺、変なこと言ったかなと考えていると日向たちの方から話し声が聞こえてくる。
「あの、その、えっ〜とに、に、似合ってますか先輩?」
目を潤ませ上目遣いで見てくるユイに日向が真っ赤になっていた。
「あ、あぁスゲェ〜似合ってる」
「ほ、ほんとにですか?」
「あぁ似合ってるしかわいいぞユイ」
ユイもゆり以上に顔を赤く染めながらも笑う。
それにつられて日向も笑っていた。そんなことよりも
「ところでずっとそのまんまなのか?」
と俺がかなでに聞いた。
「そのつもりですけど。」
「だけどさ〜」
「大丈夫です音無さん心配しないでください。」
なにか作戦があるんだなと思いつつ続きを聞く。
「ちゃんと日焼け止めつけてますから。」
いやいやそっちじゃなくて〜と思いながら周りを見る。
チームの連中はともかく健全なる男子中学生には刺激が強すぎたらしく
こっちをガン見していている。
それからようやく全体が落ち着き試合が始まった。
☆
試合が始まり俺らが守備をする1回の裏ウグイスコールがバッターを呼ぶ。
威勢のいい声とともにバッターボックスに入っていく。
俺はキャッチャーの言う通りに内角低めのカーブを投げる。
バッターはバットを振ってきたが見事空を切った。
ストライクを一つ取り油断せずサイン通りに投げる。
(次は高めのストレート)
投げたボールをバッターは見逃す。
「ボール」
(さすがに振らないか)
改めてサインを見る
(次は外角高めにストレート)
投げたがバッターのバットに当たりボールの飛んだ方向をみる。
「ファール」
内心焦り
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