暁 ~小説投稿サイト~
ハイスクールD×D―魔法使いのキセキ―
月光校庭のエクスカリバー
第30話
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し」
 今まで魔法使いとして活動していたわけじゃないから特別欲しいとも思わなかったというのもあるが、半人前が持っていいのかと言うのがある。
「朔夜。あなたの半人前と言う称号。もう外してもいいんじゃないかしら?ライザーの女王を単騎撃破したのだし。十分立派よ」
「そういってくれるのはありがたいのですが、俺にとって魔法使いのイメージは教授なんで、どうしても半人前って思うんです」
「朔夜の家の結界を張るほどの魔法使いはそう居ないわよ。結界に特化した魔法使いだったとしてもね」
 そうなのか。でもやっぱり自分が一人前だとは思えない。
「まぁ、考えておきます」
「それにしても朔夜君の魔法の先生はどんな人なのかしら?気になりますわ」
「そういえばあまり聞いたことはなかったわね」
 確かにあまり話したことが無かった。
「基本的に放浪癖とひきこもりが合わさった人ですね。1週間どこかに消えたと思ったら1週間家に引きこもっていたり」
 消える時も一言言って出ていくので忽然と消えたことはなかったが。
「後は本人曰く一か所に留まらずにしているようです。俺に魔法を教えていた一年間が最長だと言ってました。普段ならひと月もせずに次の地に行っていたそうなので」
 まぁ一週間消えている間に日本のどこかに行っていたようなので何とも言えないが。
「魔法については他の魔法使いを知らないのでただすごいとしか。いろんな分野の魔法も知っているようでしたし」
「名前はなんていうのかしら?」
「アクワイア・ノーレッジです」
「・・・聞いたことないわね。そこまですごい魔法使いなら有名な人かと思ったのだけど」
「魔法使いは内向的な人も多いそうですから。それより使い魔はいいのですか?」
 そろそろ話を戻そう。横にそれすぎている。
「っとそうだったわね。話を戻すけど、要はイッセーとアーシアに使い魔を持たせようという事よ」
「それって今からですか?」
「もちろん」
 部長の言葉と同時に魔法陣が光出した。
「準備が整いましたわ」
 朱乃さんが転移の準備をしていたようだ。
「ということで使い魔を探しに行くわよ!」
 いつもの事ではあるが部長はいきなり言い出す。
 そうして使い魔探索が始まった。
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