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MS Operative Theory
第三世代MSB
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は極限までシェイプした設計で、少ないペイロードを確保している。


Eコスト

 大推力スラスターや大型火器、ビーム系固定兵装などの特殊装備を持つTMSは開発コストが高くなる傾向にある。更に機体のメンテナンスも複雑なため、コストパフォーマンスも低い。

 これがTMSの廃れた原因の一つである。これと同等に全長40メートルにも及ぶTMAもIフィールドやサイコミュなど特殊な機器を搭載するため、その開発には莫大なコストが必要となる。



??各勢力のTMSの誕生と進化??

 「TMSの開発に先鞭を付けた組織はどこか?」という問いに明確な答えを出すのは難しい。U.C.0085に連邦軍は史上初のTMAであるNRX-044(アッシマー)を開発したが、AEはU.C.0083にMSとMAが融合した、RX-78GP03(ガンダム試作3号機)を生み出している。

 また、アクシズは一年戦争後、作業用簡易機であるガザA及びガザBを製作している。このことから、どの組織もTMS関連の技術を蓄積していたと考えられる。また、各勢力のTMSの実戦投入が同時期だったことも、混乱のもととなっている。

 しかし、各勢力はTMS関連の技術を手中にしながらも、それを実用化するための決定的な一手を持たなかったことは確かであった。グリプス戦役の勃発とともに、各勢力の機密情報が補完し合った結果、同時期にTMSが開発されたと考えた方が正しいだろう。


■エゥーゴ

 エゥーゴの第三世代MSは、AE製の「Z計画」系である。TMS用ムーバブル・フレームの問題で開発は難航したが、MSZ-006(Zガンダム)が開発した後は、MSZ-010(ZZガンダム)などの第四世代MSを生み出した。

 他にもZガンダムの量産タイプのMSZ-007(量産型Zガンダム)や準サイコミュ搭載型合体変形機のMSA-011(スペリオル[S]ガンダム)なども開発させている。


■ティターンズ

 ティターンズには強化人間用実験機の要素が強いTMAがNT研空所より譲渡されていたため、TMSの開発には消極的であった。

 しかし、パプテマス・シロッコ大尉の参加と、AEからのガンダリウム合金(RMS-108(マラサイ))の入手により、RX-110(ガブスレイ)など数タイプの第三世代MSを実用化した。

■アクシズ

 TMSの開発に最も熱心だったのがアクシズである。ガンダリウムγの精製に成功したアクシズは主力機となるTMS、ガザ・シリーズの開発と量産を進めた。

 更に地球侵攻用の水陸両用TMS AMX-109(カプール)や、ZガンダムにインスパイアされたAMX-107(バウ)などを開発している。

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