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ワンピース*海賊と海軍、七武海と白髭。「永久の愛を」《1st》
第一章
*エースとの別れ*
雷が泣いた日。
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最初はエースと会いたくないからって言って


嫌にでも戦場へ出ようとしなかった


けど、冥王レイリーから重大なことを聞いたあたしは


自分に嘘を付いてジジイに話を聞き出す為だとか何とか言い聞かせて


九蛇海賊船に乗り込んだ


最初からあたしは傍観してるだけって言ってたのに


自分からは動かずにレオンたちに任せて


蛆虫がうじゃうじゃと集まって来た時だけ少しだけ動いてた


最初から何もかも自分が思っていたこととは違うって事だけが分かると


最後はどうなろうともういいやって思ってた


エースさえ助かれば後はどうでもいいって思ってたのに


後々で自分自身を恨む事になるんだ



レオン『リノォォォ!!!!!!!!』


リノ「!?」


メリーサ『何だ!?』


結構離れた場所からいつもなら聞く事のない声が


あたしとメリーサの会話を遮らせるとあたし達の目に飛び込んで来たのは


さっきまでは兄弟揃って嬉しそうな、楽しそうな、活き活きとした顔をしていたのに


その二人の表情にはさっきまでの表情は消えていた


リノ「あのバカ!!」


あたしが近くにミファルがいないかと捜していた時、


あたしの考えを読み取ったメリーサが前に飛び出した


メリーサ『リノ止めろ!!』


リノ「メリーサ!!邪魔しないで!!」


メリーサ『駄目だ!!!今!行ってはならない!!』


リノ「何で?!」


メリーサ『それはお前が――』


何かを必死に伝えようとしていたメリーサだったけど


もうこれ以上はメリーサの話を聞いていられないと思ったあたしは


ミファルの姿は見つけられなかったとしても


心の中か頭の中でミファルの声が聞こえたような気がした


『リノ、行くよ』って


だからあたしはクスッとだけ微笑むと殆んど叫ぶように言った


リノ「お願い!!」


メリーサ『リノッッ!!!』


・・・けど・・・もしもあたしがこの時、


ちゃんとメリーサの話を聞いてればこんな結末にはならなかった


赤犬「死ねェェッッ!!!」


蛆虫船長へとマグマの拳が飛んで行った時、


リノ「ダメッッ!!」


咄嗟の護りに蛆虫船長の前に立って電撃の盾の攻撃範囲に入ったアイツは


あたしの電撃の盾に麻痺されたとしてもその麻痺はすぐに消えて


赤犬「退けェェェッッ!!!」


マグマの力だけであたしの盾を破った


リノ「嘘・・・!」


エース「リノッッ!!!」


リノ「エース・・・
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