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紅眼の銀狼が幻想入り(アカメノギンロウガゲンソウイリ)
第十一章 禁断の少女
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「くそ!!霊符「夢想封印」!!」

銀牙は夢想封印で相殺しようとする。

ガガガガガガ…。

二人の弾幕がぶつかり合う様は壮観。美しかった。

「無駄よ!弾幕の数が違うわ!!」

「くっそぉーーーー!!」

フランの弾幕は銀牙に至った。

ドガアアアア!!

弾幕をくらった銀牙は、その場に崩れ落ちた。

倒れた銀牙にフランが近寄る。

「あなた…名前は?」

「紅狼…銀牙だ…。」

名前を聞かれた銀牙は名乗る。

「銀牙…ごめんね。私、目が覚めたわ。私、あいつの所に戻る。戻ってちゃんと謝るわ…。」

「あぁ、えらいぞフランちゃん。でもお姉ちゃんをあいつ呼ばわりしちゃだめだよ。」

「馬鹿…私よりよわいくせに。」
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