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バカとテストと死んだ世界戦線
Day game
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ジションに戻る。時間がないのでピッチャーは続けてやることした

今!このボールを全身全霊の力を振り絞り、投げる─────!!!!




みんな「「「「「って、何すっぽかしてんだ(の)─────!!!!」」」」」




しまったぁ────!!!!力を入れて投げることしか頭に無かったぁ───!!

NPC「わっ………何で急に遅い球が……!」

相手は急にこんな球が来て戸惑っていた。そしてボールは


──────カキィン


ボールは打たれ、高く打ち上がった













日向side

──────カキィン

吉井の投げたボールが打たれて、高く打ち上がる。ホームランじゃなく、簡単なセカンドフライだった。落ちてくる場所もほぼ定位置

─────あの時と同じだ

俺はグローブを構え、ボールを取る態勢にはいる

音明「「日向(君)─────!!!!」」

音無と吉井の声が聞こえる。でも、俺は耳を貸さないままグローブを構える

──────もし、これを取れば、俺の人生は報われるのか?

音明「「お前(君)にはまだ消えて欲しくない(んだ)!!!!」」

また二人の声がする。ボールはもう俺のグローブに収まる前の所まで来ていた

俺がボールを取る瞬間、

?「スキありぃ────────!!!!」

ドゴォ!!

何故か背中に痛みを感じた

日向sideout











日向「ぐぶはぁ!!」

妙な声を上げると共に日向君は前方に倒れる。まるで誰かに蹴られたように

ユイ「ふースッキリしましたー」

日向君の後ろにはベンチにいたはずのユイがいた

明久「ユイ!?何でここに?」
音無「お前、ベンチにいたんじゃ………?」
ユイ「あ、そのことですか?実は髪の毛がツンツンしている先輩に頼まれたものでして」

髪の毛がツンツンって、もしかして……

明久「雄二か………」
音無「坂本だな。完全に」
ユイ「まぁ、利害一致ってやつですかね。私は先輩の恨みをはらせましたし」

いや、それ多分違うと思う

日向「ふざけんなよ───!!お前────!!後、もうちょっとで取れたんだぞ──!!」
ユイ「ぎゃ─────!!!!痛い痛い!!ギブですぅ───!!」

そこにすかさず日向君がユイにコブラツイストをかける。あれ?何か忘れてるような……

明久「そうだ!!ボールは!?」
音無「あ!そういやそうだな!!」
美波「……ボールならもうあっちにあるわ」
明久「へ?あっちにって………」

美波が指を指した場所を見るとキャチャーの雄二のグローブにボールが収まっていた


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