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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
A´S編開始
Asに入る前のちょっとしたお話
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いから困ってたんだ」
「………蒼やん、何したん?」
「………聞かないで……」
「やった……!やったぞ!感想文をたおした!」
「お疲れやっと…もうこんな時間か…」
「ホントだ…いつの間に……」
「寂しいけどお別れやな」
「うん。そうだ!送ってくよ!僕まだ時間あるし」
「ええ?そんなん悪いわ」
「いやいや、送るよ。こんな遅い時間に可愛い子ひとりで帰らせられないよ」
「うぇ!?そ、それじゃ…頼んます(か、可愛い言われた…可愛いて……」
「ここがうちの家や」
「へぇー、結構広いんだね」
うん、結構でかい。ヴォルケンズが来るまでこの家に一人なのか………
「ほな、また会おうな?蒼也ん」
はやては少し暗くなりがちに別れを告げた
「そうだね、その時はまた話そうよ」
僕がそういうと花が咲いたように笑顔になった。
「うん!またな!」
「うん、じゃあね!」
こうして僕は家路をたどり…
「なにやってるの?」
玄関で立ち尽くしたユウジに遭遇したんだ。
その時のユウジは哀愁が漂っていた……
と言うのがあらましさ。
え?これがどうやって土下座につながるのかって?
それは今から語るよ…
アースラから転移して家に帰ってきた僕はすぐに出掛ける準備をしてはやての家に向かった。
はやての家に到着し、二回の窓を見ると灯りがついていて少しホッとした。
”ピンポーン”
インターフォンを鳴らしてしばらく待つ。すると足音が聞こえて扉が開いた。
「はーい、あら?貴方は?」
ハニーブロンドの金髪でボブカット…多分シャマルさんだ。
「あの、葵蒼也っていいます。はやては居ますか?」
「あら?はやてちゃんのお友達?ちょっと待っててね?」
そう言って奥へ歩いていき、二階の方でシャマルさんとはやての声が聞こえてきた。
「蒼也ん?どないしたん?遅いとは言わへんけどこんな時間に」
「……話があるんだ。真剣で、深刻な」
「………分かったよ。上がって?」
「お邪魔します」
リビングへと通された僕はすぐさまテーブルの上に置かれた魔導書を見つけた。
「それで、話って?」
はやてが話を繰り出す。が、まず赤とピンクをどうにかしてほしい…
さっきからユウジとの訓練で感じる感覚がピリピリ来てるんだ…凄く居心地悪いよ。
「2人とも、そんなに睨んでたらはなせんやろ?」
「でも!」
「すみませんある…はやて」
「いや、しょうがないんだよ…皆は騎士なんだから」
言い終わるやいなや、この場にい
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