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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
ドラゴンイレブン
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れはいかん、いかんぞ!我等は4人で1つだったのだぞ!?地元では負け知らずだったのだぞ!?そうだろう!?」
「何故過去形なのですか!そんな事よりも急いで110番です・・・あれ、119番でしたっけ?」
「どっちでもいいから掛けろ!!」
「王様、ボクたち電話持ってないよ?」
「馬鹿者!何のために公衆電話があると・・・」
「王よ、我等は日本円を持っておりませぬ」
「こっこんな!闇統べる王たる我ともあろうものが10円玉一枚でっ・・・・・・何たる失態!財布はユーリに持たせているのであった!!」
「ボクたち財布なんて持ってたっけ?」
「しっ!王は自分がお金を持っていないことを認めたくないのですよ」
「そっか!王様はビタ一文持ってない ビ ン ボ ー だって認めたくないんだね!!」
「やめろ!そういう言い方やめろ!傷つく!!我のプライドが傷つくから!!」

3人の少女のコントはしばらく続いた。




〜同刻、市街地〜

「・・・つまり、お友達とはぐれちゃったんだ」
「そうなんです。集合場所を間違えたみたいで・・・」
「分かったよ。友達に頼んで探してもらおう。あ、もちろん僕も手伝うよ?」
「本当ですか!?ありがとうございます、お兄さん!」

その頃、件のユーリは市内でニルスに保護されていた。
ちなみにニルスが地上にいるのは襲撃事件の関係で先行したわけではなくもっと趣味に走った内容だったのだが・・・

(どうして僕は町を歩くたびに迷子の子供に捕まるのかなぁ・・・?)

管理局員として、そして個人として困っている人を放っておくのは信条に反する。ニルスは個人的用事を放棄して少女の友達を探すことにした。

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