第150話 Mars
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前の魔法も、銃から火の玉出したり火の玉を花みてぇにしたり・・・面しれぇ。」
燃えてきたぞーーーっ!
マ「だが、俺は火星を支配する事が出来る力を持っている。お前みたいな奴は、簡単に殺してやるっ!」
するとマーチは、腰に付けていたルーシィのと似たようなやつから、もう1つ真っ赤な銃を取り出した。って、
ナ「武器2つって卑怯じゃねぇかっ!」
マ「それに気づかねぇお前が悪いんだろ。」
・・・か、返す言葉がねぇ・・・くそぉ〜〜〜!
マ「火の玉乱射ッ!」
2つの銃の銃口から、火の玉が次々に乱射される。さすがにこの数の火を一度に食うのは無理だな・・・俺は次々に乱射される火の玉を走りながら必死にかわし続ける。しばらく走り続けていると、マーチの銃から火の玉が乱射されなくなった。
マ「ちっ。燃料切れか。」
マーチは小さく舌打ちすると、使い物にならなくなった真っ赤な銃を投げ捨てた。てかあの銃、燃料だったのか・・・って、そんな事よりチャンスッ!俺は両手に炎を纏うと、
ナ「火竜の・・・煌炎ッ!!」
マ「!」
両手をマーチに向かって振りかざしたが、マーチは受け止めた。
マ「そ、その程度か。お前の強さは。」
ナ「俺は、お前がなんで守らなきゃならねぇ火星を、支配しようとしてるかは解らねぇ。が、お前は火星を支配する事が役目じゃねぇだろっ!」
マ「!?」
マーチが光が射していない赤い瞳を見開く。
ナ「お前の役目は、火星を守り抜く役目だろっ!自分の役目をほったらかしにするなっ!火星が可哀想じゃねぇかっ!!」
マ「!」
マーチの赤い瞳に光が射し込んでいた。すると、マーチの体が赤く光りだした。マーチ|は光が射した赤い瞳で、白い歯を見せて俺に笑うと、消えちまった―――――
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ナ「・・・ぬぉっ!?」
いつの間にか俺はコロールの森に戻って来ていた。な、何だったんだ、いったい・・・?
ハ「ナツゥ〜〜〜!」
ナ「ハッピー!お前どこにいってたんだよっ!?」
ハ「それはおいらのセリフだよぉ〜。いきなりナツが消えちゃったんだもんっ!」
ハッピーは俺に飛びつくと、声を上げて泣き始めた。ふと視線を移すと、『ブラックテンプラネット』・・・いや、『ホワイトテンプラネット』が宙を漂っていた。すると、
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