出会い2
[8]前話 前書き
何者?と問いかけられ一護は困惑していた
助けた女性にいきなり「あなた何者?」と言われれば誰でも一瞬はポカンとなるだろう。
なぜか警戒されて少し傷つく一護だった
一護「どういう意味だ?」
取り敢えず問いかけに答えると
黒歌「貴方本当に、人間?」
ああ、しくじったと思う
黒歌「本当は、はぐれ悪魔狩りなんじゃないの?」
黒歌から殺気が発せられる
黒歌「答えなさい」
一護はここでようやく気が付く
黒歌は人払いの結界を張り終わっており、周りには誰ひとりとしていなかった
黒歌は既に臨戦態勢である
一護「えっと、答えはNOだ」
黒歌「…証拠は?」
一護は逃げ出した
黒歌はいきなり逃げ出した一護に呆気に取られるがすぐに追いかける
黒歌「待ちなさい!!」
言葉と共に魔力弾が一護に放たれる
一護「待てと言われて待つバカはいねえよ!!…あぶなっ、なにしやがる!!」
黒歌「逃げるからにゃ」
一護「んなバカな…」
こんな問答が二時間程繰り広げられ両者とも疲れて倒れ込む
黒歌「…はぁ、はぁ、貴方本当に人間?化け物じみてるにゃ」
息も絶え絶え聞いてくる
一護「少し特殊なだけの人間だよ俺は。それより、化け物とかひでぇな」
黒歌「もういいにゃ。いきなりこ攻撃して悪かったにゃ」
一護「別にいいよ、俺が逃げたのがいけないし。そろそろ結界解いてくれない?」
一護の問に黒歌は
黒歌「解くのはいいんだけど…私その…」
黒歌はなぜか顔を赤くし口ごもる
一護「?どうしたんだ?怪我でもしたか?」
黒歌は答えない
一護「…ちょっと失礼」
言うや否や黒歌を背負う一護
黒歌「にゃにゃ!!にゃにお」
滅茶苦茶てんぱる黒歌に
一護「無理すんな。歩けないんだろ?腹減ったし一緒に飯でも食べようぜ」
といい、一護は何でもないように自分の家まで歩いていくが、内心では
一護(やばい、なにがやばいって?背中にあたる二つの果実だよ。家までもつか?
ガンバレ俺の理性!!)と大荒れだった
斬月(未熟者め)
斬月はそんな一護の内心にため息をついた
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