暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン 無邪気な暗殺者──Innocent Assassin──
ALO
〜妖精郷と魔法の歌劇〜
落下予測
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
ム、見たことないよ」
「カグラさんは?」
「私も、レンも同じです。クリックしてみたらどうですか?」
その言葉に従い、キリトはカードの指先を指先でシングルクリックした。
だが、ゲーム内のアイテムなら必ず出現するはずのポップアップ・ウインドウは表示されなかった。
その時、カードの縁に触れていたユイが言った。
「これ……これは、システム管理用のアクセス・コードです!!」
「「な………」」
レンとキリトが、絶句した。
「じゃ、じゃあこれがあればGM権限が使えるのか!?」
「いえ………システムにアクセスするには、対応するコンソールが必要です。私でも、システムメニューは呼び出せないんです」
「……でも、これがあればレンが言う、不可侵になってるゲートを潜り抜けることは可能なのか?ユイ」
「…………可能だと思われま」
す、という最後のユイの言葉が放たれる前に、幾つもの出来事が起きた。
最初に、カグラが大声で、レン!!と叫ぶ。
その声に振り向こうとしたキリトの首に強烈過ぎる衝撃が走り、メキリという嫌な音を立てた。
続いて、弾かれたようにキリトの身体が空中から掻き消える。
黒い弾丸と化したキリトは、そのまま眼下のアルンの街並みの中に突っ込んだ。凄まじい破壊の音と悲鳴の不協和音が鳴り響き、土埃が天高く舞い上がる。
そこまでの事が、リーファが瞬きする間に起こったのだ。
あまりの事に、身動きする間もなかった。
耳に痛すぎる沈黙の後
「………………………」
スッ、と足を下ろした旧《冥界の覇王》、現《
終焉存在
(
マルディアグラ
)
》は、冴え冴えとした漆黒の瞳の中に、どこか狂熱的な色を浮かべ
「寄越セ」
言った。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ