暁 〜小説投稿サイト〜
こんな私(俺)の物語
第一話 TSですかスキマですか
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になっていた。正常を普通の人間として、幽々子を見たら、異常の類いだった。つまり、普通の人間ではなく能力、又は異種族の可能性がある。恐らく前者だろうが。さらに目を凝らすと、周りに紫っぽい蝶が舞っていた。人魂じゃないのはまだ幽々子が死んでないからだろう。他の人には見えていない。恐らく能力が無意識に出ているのだろう。俺は境界を操るのを止める。長く見続けると気持ち悪くなる。次は家庭科だ。準備する。

家庭科室。班で料理をするのだが、この学校ではいわゆるグループ決めのグループで調理する。出席番号とかではない。で、当然仲の良いグループや幼い頃からターゲットと一緒にいようとするませた女子だったりでグループが作られた。
ここで問題。ボッチはこの場合どうなるか?正解は余り物班になる。しかも余り物と言っても、俺と幽々子、あと男子四人組。つまりは実質四人と二人の班になっている。協力する気ねえのかよ。あーあー水出しっぱにするな。勿体無い。地球の水は有限なんだぞ。なに作るのかと思ったらムニエル。小学生にはレベル高くねえか?俺にとっては楽勝だが。将来は家庭的になるんだ!案の定焦がす子供が多発。ワーワーキャーキャーはしゃいでる。お前らー、ふざけてると怪我するぞー。そんな中綺麗なきつね色に焼きあげた俺は目立った。が、誰にも渡さん!
さて、露骨だが助けてやるか。そこで焦がしかけてアワアワしているゆゆ様を。

「手伝いましょうか?」

「え?」

なに呆けてるんだよ。焦げるぞ。フライ返しを使ってひっくり返す。おっと、ギリギリ焦げてない。

「え、えっと・・・」

「もしかして余計なお世話だった?」

「ううん。えっと・・・その・・・」

なかなかしゃべらないな。怖い顔はしてないのに。胡散臭さはあるかもしんないけど。

「    ありがとう    」

・・・ヤヴァイ。この子超可愛い。マニアが見たらこの笑顔でごはん5合いける。ロリコンには鼻血もんだな。俺はロリコンではないが。
思わず撫でる。うわぁ。やーらかい。おいこら。気持ち良さそうに目を細めるな。皆さん想像してみてください。あのゆゆ様が。幼ゆゆ様が撫でたら気持ち良さそうに目を細めるんですよ。マジで可愛い。カメラが欲しい。こういうときにこそ動けよ!ムッツ○ーニ(母)!

ーーー任せなさい

はっ!なんだ!今の声は!まあ良いや。

「えっと、私、西行寺幽々子」

自己紹介したいのか。お互いあんまりしゃべらないからな。

「八雲紫よ。これから宜しく、幽々子」

まあ、友達になる理由は些細なことだ。こんなんでぼっち脱出。可愛いものは愛でるものだ。死にかけるとはおもわなんだが。     


        時間経過・・・


二年位が経った。最近体が偉くだるい。しかも一
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