第八話
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ろし始めた。だが、花の妖怪の姿なんて見えやしない。
すると、男は安心したのかふぅとため息をついた。
「なんだ、やっぱり凶暴な妖怪なんてうそじゃねえか。俺の拳ひとつで逃げるなんて、妖怪なのになんて雑魚なんだろうな?」
「……」
「だいだい花の何がいいってんだ?こんななんの変哲もない花の一つや二つでキレたるするようかいだろ?頭おかしいっての」
「そうかもしれないわね」
「え?」
急に背後から女性の声が男の耳に飛び込んでくる。背筋に何かを感じた男は、ゆっくりと振り返ってみる。
その3秒後、男は顔をつかまれ持ち上げられた。
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