暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第13話
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最初はご飯食べに行きましょうか。僕も軽くしか食べてませんし」

「簪はご飯食べたか?」

「ううん……私も食べてない……」

「じゃあ、先にご飯に決定と。どこ入る?」

このレゾナンス、レストランだけでも5個あり、ファミレスからちょっと洒落たレストランまで完備している。正直、このメンツだと小洒落た店の方がいい気もする。と言うか、これは俺が奢ったほうがいいんだろうか……?正直、割り勘は男としてどうかと思う。けど、四人分となると少し辛いのも現状。まぁ、黒天慟の稼動実験での試験料は貰ってて、普通の高校生では考えられないくらいの金は貰ってるけどさ。ただ、それは全員同じなんだよな……。

「じゃあ、レストランでも行きましょ」

楯無の一言で、移動し始めた。

◇   ◆   ◇   ◆

「さて、何食べようかな……」

レストランに来た一行は、メニューをそれぞれ見ている。値段は財布に優しいとは言えないが、普通の値段で高校生にはちょっと辛いかなくらいの値段である。席は二人ずつ、俊吾、楯無とシャルロット、簪と別れた。

「私はこれがいいな〜」

俊吾の見ているメニューを横から割り込んできて密着して、指差しながらそう言う楯無。指差す先には、このレストランで一番高いメニューがあった。

「頼めばいいんじゃないですか、別に。ただ、それ食べるなら自分で払ってくださいよ?」

値段は3000円。他のセットも一緒に頼むとプラス500円。別に払えなくはないけど、正直俺よりも金もらってる人に奢るのは何か嫌だ。

「え〜、俊吾君のケチ」

「ケチじゃありません。と言うか、離れてくださいよ。メニュー開くんで」

「このままでいいじゃない。見やすいし」

「俺が見づらいんですよ……」

正直、このまま密着されてちゃ心臓に悪い。あんまり、こういう風にされるの得意じゃないし。

「あ、そういえば、二人は頼むの決まったか?」

「「…………」」

あれ…………何か、怒ってらっしゃる?何で……って、そりゃそうか。二人そっちのけで話してるわけだし。

「決まってるなら、店員呼ぶけどどうする?」

「……僕は別に大丈夫だよ」

「私も……大丈夫」

「じゃ、呼ぶぞ」

「って、私まだ決まってないんだけど!」

「そんなの呼ぶまでに決めてください」

問答無用で俊吾は店員を呼んだ。10数秒すると店員が来た。

「ご注文は?」

「え〜と、日替わりランチを一つ」

「私は……シーフードグラタン」

「僕は、トマトクリームパスタで」

「で、楯無さんはどうするんですか?」

「ん〜。じゃあ、私も日替わりランチで」

「以上でお決まりでしょうか?」

「はい」

「そ
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