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インフィニット・ストラトス 復讐を誓った血継限界の転生者
更識簪
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園の外にあるモノレールに乗り、駅の近くのホテルに戻った。一応、焔に連絡を入れることにし、ケータイの連絡先から焔の電話番号を押すと、ワンコールで出てきた。
『あ、お兄ちゃん。どうだったIS学園は?』
「そうだな…篠ノ乃束の居場所と白騎士の正体を探るために入ってみたが、つまんない場所だ。入らなければ良かったかもな」
『そっか〜女の園、IS学園での1日でそんな感想か〜お兄ちゃん彼女作る気ないの?』
「…復讐なんて馬鹿げたことをする奴が、そんな当たり前の幸せ作りをしていいわけないだろ」
『…それに私が入ること忘れてない?』
「これは俺の勝手な考えだ。お前が自分で自分をその枠に入れることはない。それに俺はお前のウェディングドレス姿と未来の義弟を見るって野望もあるんだ。だから、お前には幸せになってもらわないと困る」
『……ありがとう。お兄ちゃん』
「そう言えば俺の寮の同室の相手が簪だった」
『え、簪って、更識簪ちゃん』
「ああ、お前と昔仲が良かった簪だ。俺昔、怖がられてたからあんましゃべったことないんだよな」
火月と焔とはしゃべってたからな。焔はともかく、火月は俺と顔一緒なのに怖がってなかったな。俺、昔なんかしたっけ。
『怖がられてたって、お兄ちゃんそれ本気で言ってるの?』
「ああそうだが」
『はぁ、簪ちゃんも可哀想に…まあ、夜な夜な襲わないように!いいね!?じゃお休み!』
焔はそう言って、電話を切ってしまった。なんだったんだあいつ。まあいっか。俺は荷物を回収して、学園の自室に戻る途中、ある一つの部屋のドアにたくさんの穴があった。なんだこのドア?
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