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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
特別話
『IS《インフィニット・ストラトス》〜星を見ぬ者〜』コラボ話
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引き受けたけど、正直解剖してみたくなったから解剖してみて良い?』

「断らせてもらう」

『ちぇっ、レイきゅんの頼みじゃなかったら解剖してるのに…』


こちらの世界の束はそういうと拗ねた顔をしてこちらを睨む。


「あ、それとスウェンくん体を痛めてるから回復用ポッドを使わせてあげて」


長岡という女子がそういうとどんどん束が不機嫌な顔になっていく。


『む〜!私は便利屋じゃないよ!』

「お願いだよ〜、聞いてくれたらあれ(・・)をやってあげるからさ」


束が長岡という女子に「あれ」と言われた瞬間に笑顔に変わる。

一体何なんだ?


『我が世の春がキター!!!!』

「そんなに良いかね?あれ?」

『良いに決まってるジャマイカ!!!だってレイきゅんがスクミズで……グヘヘヘヘ………ジュルリッ』

「……いくら()でもちょっと引くわぁ……」


ん?僕だと?

確か長岡という女子の一人称は()ではなかったか?

キャラを作っているということだろうか?

いや、この感覚はデュノアと同じ……。


「長岡、少し良いだろうか?」

「何かな?」


長岡という女子は首を傾げてこちらを見てきた。

俺は一瞬思い違いではないのかとは思ったが、すぐにその考えを改めて尋ねる。


「お前は本当に女か?」


それを聞いた長岡という女子は少し俺の顔を見て溜め息をついた後に苦笑いしていた。

そして口を開く。


「…ようやくか、賭は僕の勝ちだよ束。だから今回はあれはなしね」

『うぇ〜、何で気付いたんだよ〜。気付かなかったら賭に勝っていたのに〜。ていうかレイきゅんも一人称をこそっと素に戻すってズルいよ〜、横暴だ〜』

「そんな指定はなかったでしょ?だから横暴なんかじゃないよ」

「一体どういうことなんだ?」


俺はわけが分からずに長岡という女子に聞き返す。

すると長岡という女子は俺を見て説明をし出した。


「束と賭け事をしていたんだよ。僕が君に正体がバレるかどうかをね♪」

『せっかくメイドになってもらえるチャンスだったのに〜!』

「待て。長岡、お前は何故女装をしている?」


俺がそう言うと長岡という女子……いや、長岡は溜め息をついた。


「ある程度は予想出来ないの?あ、因みに一夏を狙ってとかじゃないから」

「何を隠している?」

「ん?言いたくないから言わないよ。それと僕が君に正体を言った理由は分かる?」


俺は考える。

長岡が俺に正体を明かすメリットはなんだ?

分からない。

それにデメリットの方が大きい筈だ。

俺が教師織斑にバラ
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