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モンスターハンター 〜厄災の狩人達〜
ロノフィンは何処に?
明星の英雄
ロノフィン組A
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閃光玉も使うんじゃねえぞ!」

と、そこに

「な、何だ?どうしてあんなとこにガムロスが!?」

ワーノルド達が戻ってきた。
ガムロスはワーノルドの方へ一度向き直りその後、空中で舞い始めた。

「…なるほど、よし!カルヴォ、ガムロスを追うぞ!」

「古龍を追う?どうやってさ!」

「南大手門に使ってないアプトノスの荷車があるはずだ。
それを使う。おーいワーノルド!今すぐ南大手門の荷車を一台押さえてくれ!」

「は、はい!」

ワーノルドは再び大手門の奥へ消えていった。

「カルヴォ、ついてこい!」

「フッ…ああ。どこまでもついて行くよ!」

二人も南大手門へ走って行った。




傍観していたサラムが一言

「あれって地味にプロポーズだよなぁ…。団長って案外鈍感だな。」














荷車の揺れる音。
サボテンの生えている潤砂漠地帯を走り抜けるアプトノス。

そして空中を駆け抜ける陽龍ガムロス

「クソッ、もっと速くならないのか!」

ロギアが荷車の床を思い切り叩く。

「ムチャですよ!これでも結構速くしてる方なんですから!」

手綱を握りながら叫ぶワーノルド。

「ほう、あれが陽龍ガムロス…。噂に聞いてただけだが、実物を見るとなんとも神々しい…。」

「感傷に浸ってる場合か!」

腕組みをし、遠い目でガムロスを見つめるカルヴォ。
三人は上空に現れた後、ある方角に向かって飛び始めたガムロスを追っている最中だった。

「しかし何でまたガムロスを追うなんて言い出したんです?」

「考えてもみろ、龍除けの粉塵の材料を探すため旅に出た俺達をガムロスが嗅ぎつけられると思うか?」

「言われてみれば…。」

「それにだ、ワーノルド。今走ってるこの場所、地図で言うとどの辺だ?」

「どの辺って…今フラヒヤ直通線を通ってますから…あっ!」

「そう、古の都ロノフィンの予測座標はドンドルマとフラヒヤ山脈の間。
そして今走ってるのはドンドルマから伸びるフラヒヤ直通線。後は分かるな?」

「このままガムロスを追っていればいずれはロノフィンに辿り着く、そういうことだねロギア?」

「ああ、そうだカルヴォ。」

ガムロスは依然として雲を引いて飛び続けている。
荷車で走り続ける事数十分、カルヴォが何かの気配を感じ取った。

「ワーノルド、少し荷車を止めてくれ!」

「カルヴォ!?今はそんな暇は」

「いいから止めてくれワーノルド!」

ワーノルドはカルヴォの言う通りに、荷車を止めた。

「何だって荷車を止めたんだカルヴォ!」

「周囲を見てみるんだロギア。さっきまで生えていたサボ
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