ロノフィンは何処に?
明星の英雄
ロノフィン組A
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?ワーノルドはドンドルマに来たことないのか。」
「ええ、村を転々とする生活ですからこんな街には来た事がないんです。」
二人は話しながら調合屋の前を通り過ぎる
そしてやってきたのは
「なんです…?ここ…。」
到着したのは大タルが置かれただけの場所
「ああ、ここは腕相撲会場だ。この辺のハンターは暇な時に他のハンターと腕相撲をして遊んでるんだよ。
稀に骨折者が出るがな…。」
「どんだけ脆いんですか…。」
その場でしばらく話し込んでいると
「よぉ!ロギアじゃねえか、どこ行ってたんだ。」
知らないハンターが数人声をかけてきた。
「おお、お前らか。ちょうどいい、ちょっと聞きたいことがあるんだ。」
「何だ?遠慮なく言ってくれ。」
「お前ら、古の都ロノフィンって聞いたことあるか?」
ロギアはストレートに質問した。
「ちょっ、いいんですかロギアさん!?そんなストレートに聞いちゃって!」
慌ててワーノルドが小声でロギアに聞いた。
「別に構わんだろう。どうせ隠し通せるものでは無いしな。」
落ち着き払ってロギアが返す
「ロノフィンかー、聞いたこと無いなー。」
「すまねえ、俺もだロギア。」
ハンター達はロノフィンの所在を知らず、首を振っていた。
礼を言い、次を当たろうとロギアが口を動かし始めたその時、
「カルヴォだったら何か知ってんじゃねーか?」
一人のハンターが別の人物を挙げた。
「カルヴォか。確かにアイツだったら何か知ってそうだな。」
ロギアも、カルヴォという人物は知ってるようだった。
「そうか、今カルヴォはどこに居る?」
「二十分くらい前に決戦場へアカムトルムを狩りに行くと言って出発してったからもうそろそろ戻ってくる頃だろう。」
「そうか、ありがとう。ああ、紹介が遅れたな。ワーノルド、こいつらは俺が入ってる猟団『古龍バスターズ』の仲間だ。
左から順に太刀使いのドレイク、弓使いのサラム、ハンマー使いのオルテカだ。」
ロギアが淡々と紹介を済ませる
「えっ、えー!?」
「んで、皆。こいつはワーノルド。狩猟笛を使ってるヤツだ。」
「よろしくな、ワーノルド。」
「こちらこそ…。」
初対面であるにも関わらず、親しく挨拶を交わしたワーノルドとドレイク達。
「ほぉ〜、戦神埜宴を使ってるのか。俺もそいつは使ったことあるが、中々癖のある狩猟笛だったな。」
ハンマー使いのオルテカが言った。
「まあ、武器の話はほどほどにしよう。そろそろカルヴォが帰ってくる頃だ。」
サラムが話を中断させた。
それからほどなくしてメゼポルタ東大手門にカルヴォが帰ってきた
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