暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター 〜厄災の狩人達〜
ロノフィンは何処に?
明星の英雄
ロノフィン組A
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「…ん、っくぁ〜よく寝た。」

陽光差し込む中、目を覚ましたロギア
上質な毛皮で作られた布団から起き上がりまず目に入ったのは

「…。」

先日テッツイ加工工房で強化してもらった幻夢悲壮刀【黒力白夢】

『―よいか?この刀を持ったまま、古龍に憎悪を抱けばオヌシの感情は飲まれ、死ぬことになるぞ。―』

ロギアの脳裏にテッコウの言葉がフラッシュバックした
本来神器として祀られるべき物、それを扱っている自分。
黒力白夢に自分を重ね合わせようとしてもできない。

「やめよう。朝から葛藤するとその日が暗くなっちまう。」

考えることを諦め、別の方を向いた
中々凝った造りになっている部屋
何かの皮に轟竜の鱗が散りばめられた物が壁紙代わりに使われている

「あ、起きてましたか。」

何者かの声を聞いてその方を向くと

「おはようございます、ロギアさん。」

違う部屋に寝ていたワーノルドが部屋にやって来た
先ほど起きたらしくまだ寝間着に身を包んでいた

「どうします?今日にでも捜索に出ますか、ロノフィン。」

「いや、まずは情報収集だな。アルフレッドの話だけでは情報量に乏しい。」

「確か…ここドンドルマとフラヒヤの間でしたっけ?」

「ああ、地図で言うところのな。そしてその二点を直線で結んだ線上に存在するんだそうだ。
 そこでガムロスを見たという目撃情報が多数あったそうだ。」

ワーノルドと話をしながら準備を始めるロギア

「まず、メゼポルタ広場へ行こう。そこならこのドンドルマ周辺を行き来しているハンターも多い。
 早く準備をして行こうじゃないか。」

「あ、はい。」

ワーノルドは自分の部屋へ戻っていった。







「あれ?ロギアさん、ロビー装備持ってたんですか。」

「ん?ああ、仕事柄こういう装備も着なくてはならんからなあ。」

ロギアが装備しているのはギザミLシリーズ
鎌蟹と呼ばれるショウグンギザミの素材を使ったシリーズ防具である。

「ああ、そういえば思い出しましたよ!」

「ん?何だ。」

「最近セクメーアとラティオの方で見たことも無い甲殻種が目撃されるんだそうです。」

「ほう、学会はもう名前をつけてあるのか?そいつらに。」

「ええ。確か、『銃蟹 テンノウガザミ』と『岩殻蟹 サイジンタビラ』でしたかね…。」

「そうか…一刻も早く対峙してみたい物だ。よし、まずは交流区へ行くか。」

「分かりました。」

ロギア達は退館手続きを済ませ、メゼポルタ広場へと向かった。






「うぉ〜、さすがはドンドルマの街!活気だってるなー。」

ロギアはメゼポルタ広場の人の多さに驚いていた

「ん
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