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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
四駿騎士KUROE・第10話
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人がいるそうなのでそうならないらしい。・・・お姉ちゃんは?とは聞かなかったけど。僕は空気が読める子なんです。
「うーん・・・管理局と関わるにせよ関わらないにせよ、流石にもう少し魔法を学ぶべきだねぇ・・・自分は大丈夫でも他人を助けるときに必要になったりするんだ、こういうの」
「他人を、助ける・・・」
ふと思い浮かべたのは妹のなのはとか、友達のすずか嬢とか。学校の友達だって守りたいし、今まで兄妹っていなかったから、昔誰かがやってくれたように僕も守ってあげられるかな。知らずの人も危険に晒されてるなら守ってあげたいけど。
騎士の仕事は良く分かんないけど、人の笑顔を守るのはきっと騎士道とかに反しないよね?
「所で気になってたんだけど、君は妹さんとかいる?」
「いますけど」
「君の妹さん、名前はなのはって言うんじゃ・・・」
「・・・・・・ひょっとして、ここに来ました?」
「今日も来るよ」
・・・・・・・・・・・・忘れてた。そういえばなのはは魔導師だってゼルギウスさんが言ってたじゃんか。完全に忘れてたって言うか聞きそびれてたよ。そしてここに来てるっていう事は、最近帰りが遅いのは此処で魔法を教わってるからか、それともお手伝いでもしているのか。家族に黙って。お父さんお母さんお兄ちゃんおねえちゃんに加え僕まで心配させて。
不思議とイライラがこみ上げてくる。近くにいる人に隠し事されたことはあんまりなかったせいか、どうにも裏切られた気分が大きい。背中からぶわりと湧き出るオーラにニルスさんの顔が引き攣っているが、これは家庭内の問題なので口出し無用です。
「・・・おしおき決定」
「て、手心は加えてあげてね?」
隠し事をした罰は重いよ?・・・え、僕?別に言わなくてもいいと思ってたのでノーカンですが?
「誓約書は受け取ったけど、ホラ。もしも不測の事態が起きた時のために質というか、目に見える担保が欲しいんですよねぇ〜?」
「用心深いにも程があるわよ?そこまで疑われたら大人として傷つくわ。という訳でスイス銀行にほら、こんな感じでどう?」
「なぁんだ話が分かってらっしゃる!でももう一声欲しい所ですねぇ・・・」
「そう言うと思ってたわ。実はね、こんなのを考えてるんだけど・・・」
「へぇ・・・」
大人の交渉はまだ続いている。由良君はどれだけ報酬が欲しいのだろうか。
= = =
ぞくり。
「・・・どうしたの、なのは?」
「え?あ、ううん!何でもないよ!」
「?」
魔法の訓練をするために待ち合わせの場所へ向かう途中、偶然出会ったフェイトと談笑している最中、未だかつて感じたことのない悪寒が背中を駆け抜けた。・・・気のせいだろうか?それとも家族の身に何か起きたのか・・・(←惜
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