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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第3話『昇格試験 3』
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だ」
はやて「なるほど……でも、それを使ったとしても今の彼の魔力でカートリッジも使わんと破壊はできへん」
フェイト「それだけ強い魔力が彼には眠っているってこと……だね。本人は無意識だろうけど…」
sideカズマ・キサラギ
スバル「よいしょっと…」
ティア「いたっ!ちょっとスバル!もう少し優しくしなさいよ!」
スバル「ご、ごめん。ティア…」
大型オートスフィアの撃破後スバルと二人でティアを迎えにきている。スバルがティアをおぶっているが少し雑みたいでティアが文句を言う。
俺は近くの瓦礫に寄りかかりながらその光景をみている。
やれやれ、相変わらずだなこの二人は……。
カズマ「おい、お前らいつまでもジャレてないでそろそろ行くぞ…」
そう言いながら地面に置いてあるスザクに片足を乗せる。
スバル「うん、それはいいけどカズマはそれを使うの?」
カズマ「いや、さっきので魔力を結構消費してなゴールまで保ちそうにない……なので」
スザクの先端にワイヤーフックをつけてスバルの腰に巻き付ける。
カズマ「よ〜し、レッツゴ〜!」
スバル「よ〜し―――ってちがーう!!無理だからティアもおぶってカズマも運ぶなんて絶対無理だから!!」
おお。スバルにしては珍しいノリ突っこみだ。
カズマ「大丈夫だってスザクも完璧に動かなくなったわけじゃないからこっちはこっちで補助するからさ」
スバル「うぅぅ〜」
ティア「あんた達いい加減にしなさいよ!時間が無いって言ってるでしょ!!」
◇◇◇◇◇
sideティアナ・ランスター
スバル「ティア、あと何秒?」
ティア「あと16秒!まだ、間に合う!」
そうスバルに言って最後のターゲットを破壊する。
スバル「よーし!魔力全開!!」
グンッとスバルが思いっきりスピードを上げる。ちょっと、これって大丈夫なの!?
ティア「ちょっと、スバル!あんた後の事考えてるんでしょうね!」
スバル「へ?!」
なによその間の抜けた反応は!!その間もグングンとゴールに近づいていく。
スバル「うわぁ」
ティア「うそぉ」
カズマ「なんかヤバげだな」
ならなんとかしなさいよ、カズマ!!
スバル&ティア「うわあああああ!!!」
sideカズマ・キサラギ
カズマ「…あいつ等、生き
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