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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
明かされた真実、そして事件勃発2
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れました!」
「何ですって!?」
「それで…」
「どうしたの?」
「それが、2人のリンカーコアが極端に小さくなっているのです」
「……!まさか」
「何か知っているの?」
「あっ、いえ…何でも」
蒼也…何か知ってるな…
しかしまぁ何でこうもトラブルばかり舞い込んでくるんだこの町は…?
「暫く警戒態勢を取ります。各員に通達してください」
「り、了解しました!」
「あなた達も、十分に気をつけてくださいね?」
「はい」
「分かりました」
「でも何だろうね?」
「………(間違いなく闇の書ね…どうしようかしら」
「……(闇の書だ…はやて……大丈夫かな…?」
「ま、取りあえず今日は解散で問題ないだろう?帰って良いか?」
「ええ、それでは今日は解散とします。くれぐれも気をつけて帰ってくださいね?」
「「「はい!」」」
それぞれに部屋を出て行き蒼也、俺、リンディ、クロノが残った。え?銀髪?転送で外にほかったさ。
「蒼也、先に帰れ」
「え!?あぁうん……」
放心状態だった蒼也は声がかけられるまでみんなが帰ったことに気がつかなかったようだった
「……どうして君だけ残ったんだい?」
「…………」
ハラオウン親子は深刻な顔をしている
「……お前達にも心当たりが有るんじゃないか、と思ってな?」
「「!?」」
「おおぅ、図星だぜよ」
「…あなたは闇の書という物を知っていますか?」
「しらんな」
「闇の書はかつて僕の父を殺したロストロギアなんだ…」
「ふーん…ラクス」
『yes、検索件数、3件。しかしどれも似たようなものばかりです』
「…………らちがあかんな。アカシックレコードを用いて検索」
『了解…検索件数 1件です』
「読み上げろ」
『了解…闇の書と呼ばれる魔導書はもともと夜天の魔導書と呼ばれていたようです』「!」
「どうかしたのか?」
「いや、続けろ」
『転生機能を持っており、数多くの転生を繰り返し、そのたびに主から無理な改変を施されたようです。
改変の殆どが力を求めた故に悪しき欲望が膨れ上がり、結果全てを滅ぼす魔導書となってしまったようです。』
「……改変した奴全員調べ上げろ」
『了解しました』
「闇の…いえ、夜天の魔導書にそんな事があったなんて…」
「運が悪かったとしか言いようがないな」
「!そんな言い方!」
「だが、お前さん等は運がいい」
「どういう事かしら?場合によっては…」
「ふむ、では単刀直入に聞こう。願はないか?」
「それならば魔導書の封印に協力してほしい」
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