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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
温泉
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たままだ。

「あれ? 聖くんなんでまだ目瞑ってるの?」

「あのなぁ……お前らの裸を見ないようにするためにきまってんだろ? それともお前らは同い年の男に見られてもいいのか?」

「……別に聖くんなら……」「私も別にいいのに……」

 二人ともごにょごにょと何か言っているようだったが、聖はそれに気付かない。

「はぁ……じゃあ聖くん。もうちょっと温泉の中心行って貰っていいかな?」

「中心? 別に構いやしないが……」

 聖は言われたとおり、温泉の中心部に近いところに行く。さすがにこの時ばかりは目を開けているが絶対に後ろを振り向かなかった。

「この辺か?」

「うん。じゃあそのままでいてね」

「?」

 なのはの声に疑問を感じていると、不意に聖の背中に二つの軽い重みがかかった。

「これで目を瞑らなくてもいいでしょ? 背中だから気にすることないし」

「……お前らがそれでいいならいいよ」

 嘆息しながらも聖も了承した。そして三人は互いに背を預けたまま温泉につかる。

 数瞬の沈黙の後、聖が口火を切った。

「ところで、お前らに聞きたかったんだけどよ」

「ん?」

「何?」

 疑問を浮かべる二人に聖は大きく息を吸い、二人に聞いた。

「お前らが大切に思ってる人……例えばはやてや自分達の家族がとんでもない秘密を隠していたらどうする?」

「私は……考えてからもし間違ってたらその人を正してあげたいかな。それでその人と一緒に解決方法を探してあげたい」

「私も同じかなー。お話すればきっと何か見えてくるだろうし」

「そっか……」

 聖は小さく息をつきながら、空を見上げた。

「でも何で突然?」

「いやなんとなくだ。気にすんな……。さて、んじゃあそろそろ髪洗って上がるかな」

 聖は腰にタオルを巻きつけ、シャワーを浴びに行く。

 その姿を見送る二人は彼の後姿に絶句した。

 彼の背中には右肩から左の腰部分にかけ、かなり大きな傷が刻まれている。

「聖! その傷って?」

「あん? ああ、背中のヤツか。よく覚えてねぇんだけどガキに頃にちょいとあったらしくてな。そのときにできた傷なんだとよ」

 シャンプーに手を伸ばしながら答える聖は気にしていないのか、あっけからんとしている。

「痛くないの?」

「さすがにもう痛みはねぇよ。あー……でもたまにちょっと疼く時があるかな。まぁそこまで痛くないから大丈夫だろうさ」

 ハハッと笑いながら聖は答えた。

 聖は気にしていないのだろうが、なのはたちは難しい表情だ。

 すると聖は髪を洗い終えたのか、腰にタオルを巻いたまま立ち上がった。

「そんじゃ俺は先に出てるぜ
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