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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
温泉
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くせに〉

「……違うぞアレは違う決していやらしい意味ではなく。本当に二人が混浴したいのかと言うのを確認したくてだな」

〈アア、ハイハイ。ソウデスネー〉

「完全に軽蔑してるよな!? 違うからね! ヴァイスはどうかしらねぇけど俺は本当に違うから!!」

 すると、

「アレ? 聖さん! もう温泉入ったんですか?」

 スバルを先頭に、新人達四人がやってきた。

「よう……元気そうだなお前ら」

「そういう聖さんは随分とやつれてますけど大丈夫ですか?」

「おう……自分のデバイスに軽く軽蔑されただけだ……」

「「「「?」」」」

 聖の様子に首をかしげる四人と一匹だった。

「お前らも温泉か?」

「はい。夕食前には済ませておこうと思って」

「そうか、じゃあまたあとでな。あとキャロ、今回は男湯に行かない方がいいぜ。ヴァイスが入ってるからな。お前らもちゃんとキャロ見張っとけよ?」

「「わかりました!!」」

 ティアナとスバルはビシッと敬礼をし、了解の意を表した。だがキャロの方は首をかしげながら、

「ねぇエリオ君。どうしてヴァイス陸曹がいるとダメなの?」

「え!? そ、それはなんていうのかな……。と、とにかくダメなんだよ!!」

 あたふたとしながらキャロに説明しようとするエリオを見守りながら、聖は部屋へと戻っていった。




 夕食を終えた聖はなのは達と廊下を歩いていた。ある一角に差し掛かったところで、聖は不意に声をかけられた。

「聖君! ちょっとやらへんか?」

 声の主ははやてだ。

 はやてが持っているのは卓球のラケットだ、そして彼女の前には卓球板がある。すなわちやろうとは卓球のことである。

 彼女は浴衣を肩まで捲くり目はやる気に満ち満ちていた。すると聖も、

「いいぜ……やってやるよ」

 彼もまた浴衣の袖を肩まで捲くりながら近場にあったラケットを掴むと、はやてに対峙した。

「ルールは1ゲームを先にとった方が勝ちや。ええな?」

「望むところだ」

 聖はにやりと笑い構えを取る。対しはやても球を持ちサービスの構えをとる。

 そして二人の間にシャマルが入り、

「それでは試合開始です!」

 試合開始の合図を告げた。

「そりゃあ!」

 掛け声と共にはやてがサーブを打ち込む。球は鋭く聖の打ちづらいところに入るが、

「あまい!」

 聖は半歩後ろに飛ぶと見事にそれを打ち返す。

「なんの!」

 打ち返された球をはやても難なく捕球するとドライヴをかけながら打ち返す。だが聖はそれを読んでいたかのように球の先に回りこむと、

「ふっ!!」

 息を強く吐き出し卓球板ギリギ
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