マグネット・コーティングとサイコミュ・システムB
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8(エルメス)や、ビットを小型化したファンネルを装備するAMX-004(キュベレイ)が開発された。この段階でようやく、真の意味での「ミノフスキー通信」を利用したサイコミュが完成したのである。
■サイコミュ・システムの発展と細分化
サイコミュとは「感応波を使用した操縦システム」であることは前述したとおりである。これはサイコミュ全般に通じる共通項であり、これ以外のサイコミュは確認されていない。
サイコミュの分類としては、機体制御系と武装系の二つに分けられる。更にこの中でもニュータイプ用のサイコミュと、一般人でも使用可能な準サイコミュ(有線式であることが多い)に細分化される。また、武装系サイコミュは、機体制御系からの派生と考えられる。
●サイコミュ・システム MSN-02(ジオング)
感応波を受信し、電気的に翻訳した機体や攻撃端末を制御するサイコミュが誕生。当時はサイコミュの小型化が困難であったため、搭載機は大型にならざるを得なかった。
●武装系サイコミュ AMX-004(キュベレイ) MSN-03(ヤクト・ドーガ)
ファンネルやビット、有線ビーム砲などを制御するサイコミュ。公国軍系MSに多く、グリプス戦役以降になって、通常サイズのMSにも搭載可能なまでに小型化させた。
●準サイコミュ@ AXM-014(ドーベン・ウルフ)
一般人用の擬似サイコミュ制御式兵器。比較的弱い感応波でも制御可能な有線ビーム砲をベースに、一般人でも操作できるインコムやハンド・ビームなどを実用化した。
●機体制御系サイコミュ NRX-055(バウンド・ドッグ) NRX-009(サイコ・ガンダム)
機体の操作を目的としたサイコミュ。武装系サイコミュを搭載する機体も、機体制御にサイコミュを取り入れている。サイコミュを機体制御のみに使っている機体は、グリプス戦役期に開発された強化人間用TMAに多い。
●準サイコミュA MSZ-006(Zガンダム)
バイオ・センサーに代表される機体制御用の準サイコミュ。一般人にも対応しているが、ニュータイプが捜査した場合、共振現象を起こすことがある。グリプス戦役期から第1次ネオ・ジオン戦争期の高級機に搭載された。
●多機能型サイコミュ RX-93(νガンダム) MSN-04(サザビー)
「サイコ・フレーム」と呼ばれる金属粒子サイズの超小型サイコミュを鋳込んだ構造材を使用している。これをコックピット周囲の構造材として使用することで、従来のサイコミュを上回る総合性能を発揮する。
●MCA構造 F91(ガンダムF91)
サイコ・フレームから発展したと思われる多機能装甲。装甲や構造材、伝送機器などが融合した新世代装甲である。サイコミュとしての機能
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