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MS Operative Theory
マグネット・コーティングとサイコミュ・システムB
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??感応波とミノフスキー通信??

 ほとんどの無線通信やレーダー波が無効化されてしまうミノフスキー粒子の影響下において、唯一といっていい無線通信手段がミノフスキー通信である。しかし、通常ではミノフスキー通信は不安定かつ短距離の通信しか行えないものであった。

しかし、ニュータイプが発する感応波は、ミノフスキー通信を安定させるため、長距離の送受信が可能となった。サイコミュとは、感応波を受信し、機械語に翻訳する装置の総称である。


■サイコミュの効果と特徴

 サイコミュは、機体や有線?無線式攻撃端末の制御だけでなく、パイロットの認識力や空間把握能力の増大にも貢献している。

サイコミュ搭載機は、レーダー網の様にミノフスキー通信の有効エリアを持っており(これはパイロットであるニュータイプの認識エリアが拡大されたものと考えられる)、そこに敵機が侵入した場合、その位置を正確に特定できるという。これは、サイコミュが敵パイロットの感応波を補足するためと考えられる。


◆サイコミュの特徴

@MSやMAの制御機能

 サイコミュ搭載機のコックピットには、サイコミュ・コネクターが搭載されているため、施行による機体の制御が可能であった。

また外部から制御できた機体もあったといわれる。これは、パイロットが何らかの方法でサイコミュの送受信を行ったためと思われる。


Aサイコミュ制御式攻撃端末

 オールレンジ攻撃を行うファンネル(核融合炉搭載型がビット、非搭載型がファンネルと呼ばれる)や有線ビーム砲は「サイコミュ制御式攻撃端末」と呼ばれる。

また、ファンネルなどにもミノフスキー通信を送受信するサイコミュ・アンテナが搭載されているため、単にサイコミュと呼ばれることもある。これらの攻撃端末は、サイコミュ・システムの一部なのである。



??サイコミュを介した機体と攻撃端末の制御??

 サイコミュを介したミノフスキー通信では、パイロットとマシンの間に送受信される情報量が多く、通信速度も極めて速い。これはパイロットの考えたことが、機械的に翻訳されてマシンに伝わるためである。これを一歩推し進めれば、MSやMAを施行で制御できるようになる。

この考えは、人とマシンの一体化を意味しており、操縦桿やペダルを用いた通常の操作とは、比較にならないほどの反応速度が得られることを示している。また、送受信量の多さから、乗機以外の軌道式攻撃端末の制御も可能で、MAN-08(ブラウ・ブロ)の様に複数の有線ビーム砲を装備する機体が出現した。

つまり、サイコミュは乗機と「有線式攻撃機」の同時操作を可能としたのである。更にこの攻撃端末は「有線式」から「無線式」に進化し、「無線式攻撃機」ビットを搭載したMAN-0
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