プロローグ
Prologue 1
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ここは神の領域
真っ白な空間に八つつの椅子が円を作るように並び、座っている全員が白いローブを纏いフードをかぶっている。
「今回、次期神王を決めるにあたってだが・・・人間を使う」
一人が立ち上がり伝える。
「「「「!?」」」」」
それを聞いた誰もが驚愕した。
「ふざけるなよ、人間を使うだと?神王は何を考えている!?」
「人間を使うなど前代未聞です」
「私は別にいいけど」
「いいわけなかろう!」
「神王の言葉は絶対だろ?君たち」
「面白そうだね、普通に」
「・・・」
「静粛に」
この言葉でみなピタリ話すのをやめる。
「神王曰く、このゲームで勝ち残ったものが次期神王である。参加するしないも自由である」
「ちなみにゲームの内容は?」
「まず各々が一人だけ人間を選び。その者を人間の想像した世界に送り込み戦わせ、最後まで自分の選んだ人間が生き残れば勝利。めでたく神王の座に付ける。」
「へー面白そうじゃん」
口角を歪めニタニタと笑う
「参加するものは挙手を」
一人・・二人・・四人・・・
「貴様しっかり上げろ!まったく・・・全員参加でよいな?」
七人はこくりとうなづく。
「次までに選出しておくように。では閉廷する」
その瞬間六人が消える。
残ったのは先ほどの話し合いで一言も喋らなかった男
「・・・あれ?あいつらは?終わったのかな?」
ヨダレを袖で拭うと消えた。
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