第一話 最後の光景、そして…
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れ、前のめりに倒れた。
…もう私には何かを考えることができなかった。何故私が倒れているのかもよく分からない。
「おい!死ぬな!」
朦朧とする。
「生きることを諦めるな!」
その言葉で、何とか目を開けた。
私の肩を支える奏さんが必死の形相で顔を覗き込んでいた。目を開けた私を見て安心したような顔をしていた。
そのまま私を瓦礫に持たれかけさせ、ゆっくりとノイズへと歩いて行く。
『_____』
「…歌が聞こえる」
不思議な歌。
それは最後の歌だった。
暗くなっていく私の意識その中で見たもの___それは、、、
一斉に崩れていくノイズと
ノイズと同じように崩れていく奏さんの姿だった。
___
____
_____
「……私…生き…てる」
次に目が覚めたとき目に写ったのは天井と。眩し過ぎる照明だった。
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