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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
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「私はこれ、かな。」

湖札は、弓を選んだ。

「弓かー。」
「まあ、この中だと一番使い慣れてるし。兄さんは?」
「俺はこれかな。」

一輝は、普通の拳銃を取る。

「これなら連射も出来るし、一番使い慣れてるから。」
「陰陽師らしくない武器を、一体どこで練習したの?」
「はっはっは。警察を脅してみた。」
「なにやってるの。」

一輝は、割といろんなことをしている。

「では、こちらからゲーム盤に転送されますので。」

二人は案内された場所に立つ。

「最後に、難易度はどうしますか?」

その質問に、二人は何の打ち合わせもなく、

「「最高難度で!」」

そう、選択した。

「では、行ってらっしゃいませ!」

二人は光に包まれ、ゲーム盤に転送された。

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