第139話 天と地・・・今、繋がる・・・・
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
リョ「どうしたっ!?」
トーヤが再び力なく倒れそうになったところを慌ててリョウが支える。トーヤは薄っすら目を開けると、
ト「ス、スミマ、セン・・な、何だか、体に・・力が、入ら、なく、て・・・」
トーヤは力なく答える。
エ「魔力が戻ったというのにかっ!?」
ル「そ、そんな・・・何で・・・・?」
すると、俺の脳裏に思いもよらぬ事が頭に浮かんだ・・・
ショ「ま、まさか、チェスの奴・・・トーヤの魔力を、全部、返さなかったんじゃ・・・!」
ト以外「!!!」
トーヤ以外の皆顔が一気に青ざめる。
マ「も、もし、今、ショールが言った事が、本当なら・・・」
グ「『ブラックテンプラネット』の封印が・・・解かれちまう・・・!」
****************************************************************************************
『ここから再び、チェス目線でいきます。』
妖精の尻尾のバカ共め。まんまと俺の罠に掛かったな。
チェ「まずは怪物召喚をこの湖に投げ入れる。」
ス「いよいよですね、ボス。」
チェ「あぁ。」
ポチャンッと音を立てて怪物召喚の魔力の固まりを湖に投げ入れる。一瞬だけ、水面が銀色に輝いた。
チェ「さて、次はスバル、お前の番だ。」
ス「了解です。」
スバルは湖に向き直ると、左手を掌が下になるよう地面にかざし、右手を掌が上になるよう天にかざす。すると呪文のようなものを唱え始めた。
ス「我が身に眠る力よ・・・天地の力を借り、ここに現れよ・・・」
するとスバルの右手には球体形をした水色の光が、左手には球体形をした緑色の光が輝いていた。スバルは両手を湖の方に向け再び呪文のようなものを唱え始めた。
ス「天と地・・・今、繋がる・・・・」
すると球体形の水色の光と緑色の光がスバルの手から離れ、湖の真ん中で止まった。
ス「太陽、水星、火星、木星、金星、土星、天王星、海王星、冥王星、地球の力・・・今、ここに解き放てぇぇぇぇぇっ!!!」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ