第139話 天と地・・・今、繋がる・・・・
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ったな。俺とスバルのにおいを嗅ぎ付けて、ここまでやって来たって事か。」
リョ「お前、知識は豊富なんだな。」
ス「当たり前だっ!ボスを侮るんじゃねぇぞっ!」
エ「貴様等の事を侮っている時間はない。」
ショ「俺達の目的はただ1つ。」
先頭にいた火竜が右手を俺達に差し出す。
ナ「怪物召喚を、トーヤの魔力を返せ。」
チェ「そう簡単に渡す訳にはいかねぇぞ。」
俺はポケットから吸収で怪物から奪い取った魔力の固まりを取り出す。それと同時に、火竜と、なぜか上半身裸の男が、
ナ&グ「それを返しやがれぇぇぇぇぇっ!!」
腕を伸ばして飛び掛ってきた。俺はひょいっと軽く避ける。すると今度は、動物姫と、氷上の舞姫が、
マ&ユ「トーヤの魔力を返せぇぇぇぇぇっ!!」
俺の顔面目掛けて蹴りを放つ。が、俺はそれもあっさり避けた。すると今度は金髪の女と、聖十大魔道が、背後から妖精女王と元有名マジシャンが、
リョ&ショ「トーヤの魔力を返せぇぇぇぇぇっ!!」
ル&エ「らああああああああああっ!!」
必死に怪物召喚の魔力の固まりに腕を伸ばすが、全て俺は避ける。だが、
ハ「えぇぇぇいっ!」
フ「とぉっ!」
チェ「なっ!?」
背後から狙っていた羽の生えた青猫と赤い鳥の気配に気づかなかった。怪物召喚の魔力の固まりは奪われてしまった。
ナ「ハッピーナイスッ!」
マ「フレイすごぉ〜い!」
エ「トーヤの魔力は取り戻したっ!急いでウェンディたちの所に戻るぞっ!」
エ&ス&チェ以外「おぅっ!!!」
妖精の尻尾のバカ共達は、足早にその場から立ち去って行った。
ス「この野朗〜・・・!待ちやがれっ!」
チェ「待て、スバル。」
妖精の尻尾のバカ共達を今にも追いかけていきそうなスバルの肩を掴んで引き止める。
ス「ですがボス!怪物の魔力がないと、『ブラックテンプラネット』の封印は解けないんですよっ!ボスの計画も、ボスの夢も台無しに・・・」
薄っすらと黒い瞳に涙を浮かべたスバルの頭にポンッと手を置く。
チェ「そう慌てるな。俺を誰だと思っている?闇ギルドの最大勢力、ビゲスト同盟の1角、鎖の少女のボス、チェスだぞ。」
俺はもう1つのポケットからさっきよりは少し小さい怪物召喚の魔力の固まりを取り出した。
チェ「こんな事もあろうかと、魔力を2つに分けておいたのだ。」
ス「流石ボス!」
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