第一廻 はじめてのさようなら
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では、まず忠告です。
これから修繕へ向かう世界の住人は貴方とは初対面です。
いきなり真名を呼んだりしちゃダメですよ?」
一刀「了解。」
?「それから、貴方自身は記憶や経験などに影響を受けません。
存分に知識を奮ってください。
それと、なにか必要な物はありますか?可能な限りは協力しますが。」
一刀「え、マジで!?じゃあ重機関銃…嘘です冗談ですだからそんな怖い笑顔を向けないでください。」
?「嫌ですね〜そんな怖い顔なんてしてないですってば。」
一刀「えっと、なら…力。力がほしい。」
一瞬、女性は訝しげな顔になる。
?「…。
それは…一体どんな力でしょう。」
一刀「大切な人を守る力を。」
?「修行を怠らないと誓えますか?」
一刀「あぁ誓うよ。」
?「なら、貴方は成長という形で強くなっていくでしょう。」
一刀「あれ、それって何も変わらなくないか?」
?「そうですね、何も変わらないと思っていてください。
あとは貴方の修行次第です。行く先々でも師には困らないでしょう?」
一刀「ま、それもそっか。
あ!!そうだ!!」
?「うひゃぅ?!き、急に大きな声出さないでください!」
一刀「え、今可愛い声ださなかっt」
?「気のせいです。」
一刀「え、だっt」
?「もう帰れよ!お前もう元の世界帰れよ!」
一刀「キャラどうなってんだよ!ブレ幅尋常じゃねぇだろ!
まぁいいや、武器くれ武器!」
?「コホンッ 武器?一体どんな武器でしょう?」
一刀「盾がほしい。軽くて、絶対に貫けない盾が。」
?「盾ですか。
なるほど、ではこういう物はどうでしょう?」
ポンっと手を叩くと、そこには西洋の騎士が持つような白く綺麗な盾が現れた。
一刀「おぉ!すげぇ!しかも軽い!
ん?裏に収納スペースついてるし!もう住めそうだここに!」
?「喜んでいただいて何よりです。(住む??)」
一刀「おう!
それとあれだ、ついでに折れたり刃毀れしない剣をくれ!」
?「…絶対に貫く矛、とか言われなくて良かったです。
これでどうです?」
また手を叩くと、少し小ぶりで白い刀身をした美しい剣が現れる。
一刀「カッケーーーー!!何これ!こんなん使っていいの?!」
?「特別サービスとでも思ってください。
さて、どうやら私にできるのはここまでですね。
少し消耗しすぎたようなのでそろそろお別れとしましょう。」
一刀「そうだな、じゃあ行ってきますか。次の外史に。」
?「これだけは覚えておいてください。
辛いことや悲しいことが、これか
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