第十話 駆けつける龍達!結成!黄金のJr
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浮かべる疾風。すると澪が駆け寄った。
「不味い・・・今の状態だと・・・後遺症が・・・」
澪の診断に岩鉄も加わり疾風を運ぼうとすると大河達は強大な小宇宙を5つ感じ取った。
「誰だ!?」
大河が振り返ると5つの影が立っていた。
「貴様・・・どうやら見くびっていたようだ・・・カイザーナックルを手にするには貴様らを正面から倒すしかないようだ」
5人の影はその姿を現した。
「・・・カグツチ」
「・・・カンナギ」
「・・・ヨルナミ」
「・・・マリシ」
「・・・ニニギ」
5人の闇闘士は自身の名を名乗り始めた。
「カグツチ四人衆・・・貴様を倒しカイザーナックルを手にする為に参上した」
間髪入れずに決勝戦の相手だと直感した大河達はリングに向かおうとした。
「慌てるな・・・貴様らの健闘に敬意を表して2日の猶予を与えよう」
「何?」
「万全の貴様らを倒さねばカイザーナックルは我らを主と認めようとしないようだからな」
その言葉に大河は一時撤退をすること決断せざるを得ない。
「わかったよ・・・首洗って待ってやがれ・・・カナヅチ4バカ大将!」
人の名前をまともに覚えられない大河はやはり敵の名前ですらまともに呼べないらしい。
「カグツチ4人衆だ!この愚か者!」
その言葉に激怒するカグツチを他所に・・・
「うるせぇ・・・首洗って待ってやがれ・・・」
そう言って疾風に肩を貸しながら2日後の決勝に備えスタジアムの外へ出る大河。すると表では数百人は居るであろう闇闘士を倒したと思われるシグがボロボロになって倒れていた。
「シム・・・お前も来てたのか・・・」
「う・・・く・・・」
シグの傷から相当の相手を倒した事は目に見えてわかった。
シグをも肩に担ぎあげ撤退を開始する大河達。
だがこれでこの大会の目的は見えた。
「やっぱり・・・奴らの目的はカイザーナックルか・・・そして次の決勝戦に勝利した奴がカイザーナックルを手にする」
2日後の決勝戦。
それに向かうべく満身創痍の黄金のJr.は身体を癒すのだった。
カイザーナックルの悪用を防ぐために・・・
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