第十話 駆けつける龍達!結成!黄金のJr
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」」」
シグのその言葉に一斉に襲い掛かる闇闘士たち。
リングでは・・・
「ミヨ・・・大丈夫か?」
「これしき・・・鋼鉄聖衣の行方が分かんないし」
ベッドで目を覚ました大河と澪。周囲を見回すと澪の作った鋼鉄聖衣が影も形も無かった。
準決勝のリングに向かいながら行方を探すとそれを持った疾風がリングに立っていた。
「あんたは」
「澪さん・・・大河」
疾風が澪に向かって礼をしようとした瞬間。
「この辻斬り!!」
「うぎゃ!!」
澪の鉄拳が疾風に向かって炸裂した。ポカポカと澪のラッシュを受ける疾風。
「この辻斬り!あんたがややこしくしてくれたせいであたしがどんな思いをしたか!」
「イタタタタ!待て私は!」
カクカクシカジカと説明を端折って説明する疾風。
「へ?味方?」
「マジか?」
「信じられねえな」
思いっきり疾風に向かって疑いの眼差しを向ける大河達。
「本当です・・・老師に」
「「「老師って誰?」」」
老師の事を知らない大河達。
聖闘士については知識の少ない大河と岩鉄に現在の聖闘士の事しか知らない澪。
その言葉に愕然とする疾風。
「うぅ・・・境遇ゆえに知らないは思いましたが・・・そうですね・・・老師・・・そして影道総帥の命で馳せ参じました」
すると
「お前影道総帥と知り合いか!?」
黄金の日本Jr.と盟友である影道総帥の名を出してやっと理解してもらえた疾風。
「そうですね・・・これでも影道ボクシングの修練を積みました・・・証拠を見せましょう」
そう言って澪の鋼鉄聖衣のケースを開いた。
「て!それ私の鋼鉄聖衣!」
「お借りします!」
鋼鉄聖衣を疾風が纏うと疾風の小宇宙の影響で装甲が翠に変わった。
闇闘士と対峙する疾風。
「へへ・・・テメエ見てえなとび入りの青びょうたん・・・軽く捻ってやるよ!!」
「私はちゃんと訓練を受けましたので・・・それなりにはやりますよ・・・」
闇闘士が疾風に向かって拳を放つと疾風はすり抜け様に拳を出した。
すると
「が・・・か・・・身体が・・・」
急に動かなくなってしまった闇闘士の身体。
それは影道総帥の秘拳の一つ。
「あ・・・あれは・・・相手の運動機能を仮死状態にさせる秘拳・・・影道龍極破!!」
以前身を持って知った影道総帥の秘拳。それをやったという事は影道総帥ゆかりの人であると推測できた。
更に・・・
「影道!雷神拳!!」
雷神のような疾風の拳で打ち上げられる闇闘士はスタジアムの天井を貫き大空を舞いながらスタジアムの外へ放り投げられてしまった。
「?」
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