暁 〜小説投稿サイト〜
願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
特典と栽培と暇を持て余したユウジの1日
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俺は今リビングに一人で居る

蒼也は学校へ行っている

ん?学校へ行かないのかって?

今更行けるわけがない…

じゃあ何してるかって?

ゼウスと話をしてるのさ

「落ち込み少女の力、何で消えたんだ?」

今回の議題である

昨日、落ち込み少女もとい有栖麗花が家へ来て散々言った挙げ句、濡れ衣着せて帰って行ったのだ

「その事か…あれは異空間でオロチに食われた際に腹の中で能力が中和、そのまま一つになったんだ」

「腹の中で消化中だった訳だな?」

「そうだ。そしてユウジが助けた際に二人の内片方に一つとなった能力が引っ張られて
片方は能力を失うという結果が出た」

「なるほどね…。で、元には戻せないのか?」

「ふむ、材代があるわけだから出来なくもない」

「材代?」

「あの時異空間に取り残された奴が一人いてな…ソイツは別の世界へ送ってやったが
能力は回収したんだ」

「…知らなかったな…」

まだいたんだ…大方逃げたんだろうな…哀れな

「だから移転してやれば問題は無くなる」

「なら早速やってくれ。今日も来そうで怖い」

「大変だったみたいだな…」

「まあな」

「取りあえず移転は完了した。まぁ大丈夫だろ」

「そうか、ありがとな」

「いや、これくらいたいしたことはないさ」

「しかし家に来るとは思わなかったな…」

「そうだなっと、そろそろ時間だな…仕事に戻る」

「あぁ、悪かったな」

「気にするな。じゃあな」



















暇だ………何もすることがない…

世のニート達はいかがお過ごしして居るのだろうか…

「ヤバい…暇で死ぬる」

今は丁度12時。今から登校?馬鹿言うな完全に怒られる…怖くないけど

あー何か無いかな?楽しい事…

アニメは全部みた

洗濯、掃除は済んでいる

用事はない

依頼もない

「…なんて事だ……暇がこんなにも苦痛だとは…」

チッチッチッ…………







「よし!どっか行こう!」
















と言うわけでやってきました異世界!

「と言っても辺り一面荒野ですがね!」

適当に転移した結果、砂、岩、枯れ木の寂しい世界へ来てしまった

何とも言えない静けさが…………

「暑い!」

熱気をわき立たせる

「なぜ!なぜここには緑がない!新鮮さがない!空気がうまくない!」

一人叫んで更に寂しさ増大…

「こうなったら……改革だ!緑を増やし、楽園を築く!」


と言うわけでまずは大地を潤す


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