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ポケットモンスターズファンタジー〜導かれし者達の軌跡〜
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 あれから直ぐに、アーシアは買ってもらったリストバンドをはめてもらった。でも、アーシア自身ではめることが出来なかったので、モルクがはめてあげた。そして、モルクに可愛い服を着させるメインイベント(レイエルが決めた)の事だが、結局時間の都合上無理だという事で、明日に回す事になった。
 っで今回の話は、リストバンドをはめてからナルト病院に向かう場面から始まる。

「ところで、今から向かう病院はどこにあるので・・・あるの?」
「セントラルパークの前、バスで来た反対側よ。今は西館のファッション関係のところに居るから、北館奥入り口まで。 ・・・アーシアちゃんはそこまで無理して敬語から離れようとしなくてもいいわよ?なんか敬語がアーシアちゃんそのものって感じなような気がしてきたのよね」
「は、はぁ・・・分かりました。でも、なるべく敬語は外すようにす、するね?///」
「うーん・・・もしかしてアーシア・・・恥ずかしいの?敬語使わずに普通に話す事が」
「えっ!!?そそそ、そんなことないゃないですか!!何いきなりそんなことをっ!!? そ、それにこうして普通に話せてますしっ!!!!///」
 アーシアが耳をピンッとし、顔を赤くしての慌てっぷりをクスッとレイエルは小さく笑って見ていた。
「ほ、本当ですよ!!信じてよっ!!///」
「あー、うん。し、信じるよ」
「あっー!!絶対モルクさん信じてないっ!!目が泳いでましたもん!!」
「・・・はぁ、そんなことよりそろそろ着くわよ。軽く説明いる?」
「うぅー・・・へっ?いま何か言いましたか? ちょっと今聞いてませんでした・・・」
「・・・えっと、ナルト病院は北館・東館・南館・西館・中央館の五つの練があるの。その館の中でどこなのか分からないけど、多分北館か東館だと思うわ。北館は入院患者の練だし東館も同じだけど、小さい子達や集中治療・特別患者が入ってる。南館はエントランスで個々から各連に行くことができる連絡通路と、生活上必要な外科・内科・眼科・皮膚科・耳鼻科まで一括で入ってて、それにプラスして《旅館》も入ってるのよ。西館は基本的に患者のカルテとか治療するところ。北館は大掛かりな検査とかするところで、ここの事は知らないわ。ふぅ、ざっとこんな感じね。最後に中央棟だけど、ここはファミリールームとか談話室とか、患者と患者の交流をするのを目的とした部屋や、患者と家族との話せるホームルームがあるみたい」
 後ろ向きに浮遊してアーシアとモルクの歩く速度に合わせながら説明してくれた。そして、旅館の事も多少と大体大きい全病院の事をある程度教えてくれた。
 どうやら旅館は遠方から来た患者の家族用と、純粋に泊まれる旅館があるらしく、しかも驚く事に一日だけならお金が取られないらしく、探検隊がよく使用しているのだとか。そして今回は早速利用す
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