天使チームvs戦線(日向)チーム
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明久side
第一グラウンド
ついに僕達は決勝戦まで来て天使達のチームと戦うことになった。先攻後攻を決めると相手が先攻になり、僕達は今回の試合初の守りをすることになった
音無「で、何で俺がピッチャーなんだ?」
日向「今までの試合、お前と野田が結構迷惑かけてただろ」
雄二「だから、そうした方がいいと思って日向と話で決めた」
音無「分かったよ……やればいいんだろ」
野田「来い!!」
そして音無君はボールを投げるとすっぽりと野田君のグローブに収まり、審判からのストライク宣言が出ると
野田「お前の力はそんなものかぁ――――!!」
野田君が音無君に向かってボールを思いっきり力を込めて投げ返す
音無「こん、のぉ―――――!!」
音無君も思いっきり力を込めて野田君に投げ返す。また無限ループに入ってしまった
日向「だからそんな競技は存在しねぇ―――!!」
ユイ「アホは死んでも直りませんね……」
審判「……ファオボール」
ユイが呆れると同時に審判がまた力もなく宣告する
日向「だー!!もう!ピッチャーとキャッチャー交代だ!!吉井、お前がピッチャーで坂本がキャッチャーだ!!」
一回投げただけで音無君と野田君は僕達と交代になった
そして試合再開になり、僕はピッチャーマウンドに立つ。そこに雄二が指で僕に投げる球種を指示をする
雄二『(カーブをバッターの頭に)』
明久「って、それ反則じゃないの!?」
雄二「大丈夫だ!!思いっきりこーい!!」
明久「ためらうから!!それやったら僕、退場されるよ!!」
雄二は「はぁ」とため息をつくと指でまた球種を指示した。え〜と……
雄二『(スライダーをバッターの股間に)』
明久「さっきと全く変わってないじゃないか!!もっと安全な僕の右腕がネジ切れるように痛い―――!!」
美波「さっさと投げさいよ!!このバカ!!」
明久「分かった!!分かったから!!だったら、今すぐ腕から手を外し――(ボキィ)ぎゃあ―――!!肩の骨が外れた――!!」
僕は一回も投げずにベンチへ運ばれた
明久「雄二……どうすんの?僕はこの有り様だよ……投げられないし」
雄二「大丈夫だ。お前の怪我が治るまで助っ人にピッチャーをやってもらう」
そう言うと、雄二は無線機を取りだした
雄二「もしもし、ムッツリーニ」
ムッツ『……雄二、何のようだ』
雄二「今、代わりのピッチャーがいなくてな。お前にピッチャーをやってもらいたい」
ムッツ『……他をあたれ』
雄二「そうか。残念だな、ピッチャーをやってくれたらお前に俺の秘蔵エr」
ムッツ『……引き受けよう。渡すのは?』
雄二「試合が終わってからだ。じゃあな」
会話が終わると雄二は無線機を
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