それぞれの世界、それぞれの始まり
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くした時も言ったような気がするが、ギリアム・イェーガ……俺はお前を知らん、これがな」
「そうか……では、後アクセル、君に聞きたいことが幾つか聞いておきたいことがある」
三人は自分たちがそれぞれ互いのことを理解していった。だが周りで聞いている者はわけがわからなかった。
「ちょっと待て、ギリアム……お前らの会話がわからん、もっと俺たちに分かるように話してくれ」
カイ少佐は元特殊戦技教導隊メンバーとしてギリアムに話しかけてきた。
「では、俺の世界から話そう……疑問があれば、その都度言ってくれて構わない」
アクセルはそう言うとみんなに向かって自分の世界について話した。
「俺の生まれた世界……宇宙世紀についてだ……俺が産まれた世界は人類が宇宙へ進出して約一世紀……宇宙で住む人々と、地球に住む人々……その半分が亡くなったスペースコロニー・サイド3別名ジオン公国が地球連邦からの独立戦争、俺たちは一年戦争と呼んでいる……そしてその最中に異星人が襲ってきた……地球連邦は外宇宙勢力の侵略に敗れ、隷属下に置かれてしまった、人類が逃げ場を無くしたインスペクター事件についてだ、この世界でも同様なことが起きているのだろ?」
アクセルが言った『インスペクター事件』に反応したのはラミアとギリアム。
「インスペクターって!?まさかあいつらか!?」
マサキ、クスハ、リューネ、リョウト、アイビスなどは心あたりあるのか月、テスラ研を襲った機体を思い出していた。
「多分な……貴様らが闘った奴らだろうな」
アクセルはそう言うと話を続けた。
「だがこれは俺の世界ではまだ序章に過ぎない……その頃の俺は地球解放軍と言うゲリラとして、各地でインスペクターと闘っていた」
アクセルは語った。自分が何故シャドウミラーに入り、何故闘争を望んだのかを
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