対する影〜
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ねぇ」
「だけど理解したんだろ?」
「ええ。リパルの情報が分かりやすかったお陰もありますが」
・・・ああ、ちなみに仲間になったメンバー全員にリパルは触らせてある。
「サキと愛依の実力は知っていますが・・・闇風、でしたか?貴女はどうでしょう?」
「・・・実力なら次の戦闘で見せるわ。なんならここで試す?」
「遠慮しておきます。私も無傷ではすみませんから」
「その台詞だと私に勝つのが前提に聞こえるけど?」
「そうですが、それが何か?」
「・・・ふぅ、ほんとひねくれた人間なのね」
「おや、もう気付きましたか。からかいがいがありませんねぇ」
「まずジェイドさんは初対面の人をからかう癖を無くした方がいいと思う・・・」
「・・・同感」
「しかし、リグレットまでいるのは驚きでしたね。サキ、アリエッタもいるかもしれません」
「・・・かもな。間違いなく俺達のパーティーはいるとして・・・問題はどこまで来るかだ」
『と、言うと?』
「ソードアート・オンラインの世界で言うならシンカーさんとかサクヤさんとか・・・少しの間だけ関わった人間も来てしまうのかってこと」
『うーん・・・でも今のところは咲さんと亮さんに深く関係ある人だけッスよね?』
「まあ・・・確かに」
「・・・人質として使う可能性もあるわ」
「アイツはゲームとして楽しんでる。アタシはそれはしてこないと思う」
「これ以上はいくら考えても推測の域を出ないでしょう。討論はここら辺にして、本日は休みましょう」
「好都合なことに食材もあるから、晩飯を作ってくる」
「あら、楽しみね。みんなから絶品だって好評よ」
「あ?・・・あぁ、別の俺な」
先が見えないってのは腹立つが・・・ま、最後に勝つのは俺達さ。そして外史を守る・・・
亮〜
「ここら辺だったよな・・・」
壁を見れば焦げ跡があったり、色々悲惨なことになってた。辺りは暗く、光のない街は不気味だった。
「・・・」
葬解を付け直し、壁を背に歩き出す。
「ふー・・・」
ただでさえさっきホラーを味わったんだ。ゾンビとかいてもおかしくない。まったく勘弁してほしいものだ。
「・・・」
そのまましばらく歩いた時・・・
カツ・・・
「誰だ!?」
「リョウ!後ろだ!!」
「その声、教官!?・・・うあ!?」
現れたのはマリク教官で、それと同時に気弾が飛んでくる。
「この・・・」
俺は気弾が飛んできた方
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