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いに結構。今の休学だって、俺の意思じゃないもんでね」
問題児はさっさと処分するのが一番だろうにと思わなくもない。
素行などで職員会議なども開かれていると聞いたこともあるのに、何故未だ……
…………家の関係か?
そもそも月学に入ったのだって、養父母の勧めだったからだが。
まあ、どうでもいいか。
「言っても無駄だろうに、あまり硬いことは言うなよ美鶴」
「明彦……お前は先輩として、それはどうなんだ?」
「それより、だ。裏瀬、お前もそろそろ復帰出来るんだろう? 俺も今日からいける」
怪我のことか、確かに腕も動かせるし……問題はない。
既にギプスは取れているし、骨もくっついているので大丈夫だ。
治りが早すぎると思わなくもないが、これもペルソナ関係か?
「ああ、特に問題はない。行くと言うなら付き合えるさ」
「タルタロスもそうだが……こっちの手合せもしてみたくてな」
さっと、軽くファイティングポーズを取る真田。
生憎と殴り合いなんてしても、俺が怪我するだけだろうに。
「リングの中でボコボコにしたいってか? あれか、言って分からぬ馬鹿は身体って感じかい?」
「安心しろ。何もボクシングの形式に合わせとは言わない」
「バーリトゥードで組手?」
「ああ、少し興味があるんでな」
武器、金的、目潰し、そんなものまで加えてやるならばそれはもう殺し合いの域だ。
であれば出来て善戦、間違いなく勝ちは掴めないだろう。
「馬鹿を言うんじゃない。そんなことで怪我でもしたら、目も当てられない」
呆れた桐条が止めてくれる、ありがたいことだ。
流石に俺もボコボコにされて喜ぶ趣味はないのだから。
「私達が戦えなくなれば、それだけ無気力症の人間が増えると言うことだ」
軽率な行動は慎め、俺と真田を叱る桐条。
しかし俺は別に喧嘩したいなどと言ってないのだから説教される覚えはない。
「無気力症、か。アレは一体何なんだろうな」
シャドウに襲われた人間がそうなるとは知っている。
だが、外傷も何もないのだ。
では何故受け答えすら出来なくなるリビングデッドになってしまうのか。
医学的見地では原因不明、心因性のものでは?
それぐらいの推測しかないのが現状で、治療法も不明。
「そもそもだ。一応、このS.E.E.S.は無気力症の人間を増やさないために活動しているんだろう?」
だが、所詮は十人にも満たない数だ。
出来ることなど限られている。
「抜本的な治療法を見つけた方が早いんじゃないか? 桐条でそこらの研究はしていないのか?」
「……してはいるが、治療法などは見つかっていない」
「じゃあ、どうしてああなるかの原因は? ああ、シャドウと言う意
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