ターン28 蘇った少年と不死を目指した男
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あんまりすぎる。もうすぐそっちまで行くから、それまで何やってんのか知らないけど何とか持ちこたえてよ万丈目!
「っ!遅かった……」
駆け付けた湖のほとりに散らばっていたのは、これまたデュエルディスクに『アームド・ドラゴン LV7』『レベルの絆』『おじゃマンダラ』『おジャマ・デルタブリーフ!』『X−ヘッド・キャノン』………ああこれ間違いない、万丈目のカードだ。アームドとVWXYZは別のデッキに分けてたはずだから、デッキ二つが混ざって散らばってるんだろう。
「な、何か二人の手がかりは……」
『そこだ。こっからでも見えるだろ、アムナエルのマーク』
またいつの間にかそばに来ていたユーノが指差した方を見ると、確かにどういう原理なのか、空中に浮かぶ黄色い丸書いてちょんのマークがひとつ。それを僕が見た瞬間、激しい音とともに海からこの島を囲むように計3本の光の柱が立ち上がった。え、ちょ、もうどうなってんの!?
『三幻魔……ふん、若輩者が粋がった演出を』
「あれ、いたのチャクチャルさん?」
『最初からだ。それはどうでもいいが、今三幻魔の封印は7つ中3つが解放された。あの光はその目印だろう。……私がいつだって貴方にはついているが、ゆめゆめ油断しないように』
なるほど、つまり万丈目と明日香の鍵はもう取られちゃったと。あと一本はカイザーの分だろうし。だけど今は、そんな悠長なことを考えてる場合じゃない。光の柱を見て一番早く行動を起こしたのは、いつも通り十代だった。
「清明、こうなったら俺らで行ってみようぜ!きっと大徳寺先生もあの中にいるはずだし、こうなると万丈目や明日香もあの中にいる可能性が高い!」
「う、うん!」
僕らが決意を固めると、まるでそれに反応するかのように錬金術師アムナエルのマークが空中を明滅しながら移動していった。
「ついて来い、ってことなのかな?だってさ」
「上等さ、最後のセブンスターズも返り討ちにしてやる!」
「しっかし、まーたこの廃寮に戻ってくるとはねぇ」
「くっそー、中に入ったらマークが消えちまった。そういやお前、ついこの間ここで幽霊に会ったんだってな」
「うん。いい人だったんだけどねー」
「初耳。だってさ。あとで教えてね、清明」
「へえ、彼女さんかい?それにしても今度はずいぶん大所帯じゃないの。自分びっくりしちゃったよ」
「ちなみにその時の幽霊って、どういう奴だったんだな〜………うん?」
あれ、この声ってもしかして?
『む、出たな幽霊』
「君に言われたくないけどね。みんなの期待にお応えして、自分の率いるゴーストリック軍団ただいま参上ー♪なんちって」
「い、いいいい稲石さんっ!?」
いつの間にかナチュラルに僕らに紛れ込んでいて、やっほー
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