再来〜
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れが一番簡単なエサよ。あなたが望むフェレス島復活のためには必要なの。わかるわね?」
「・・・ルーク!イオン様はアニスがここの教会にありセフィロトへ連れていった!」
「アニスが!?」
『裏切ったってことッスか!?』
「アリエッタ!裏切るの!?」
「ヴァン総長は、イオン様を殺さないって言ってたもん!裏切ったのはリグレットたちだよ!」
「ルーク!隠し通路へ行きましょう。確かにアニスの様子はおかしかった」
「わかった。アリエッタ、ありがとう!」
「ジゼル・・・アリエッタ・・・」
「サキ・・・イオン様を、イオン様を助けて・・・!」
「・・・ああ!」
俺達は再び急いで転送陣に向う。そして・・・
「待て!」
「ルーク!」
モース達を見つける。
「どうしてここにモースがいるんだ!それにアニス、これは一体どういうことなんだ?」
「・・・それは・・・」
「ぬぅ・・・リグレットめ。こんなガキ共すら足止めできんとは!・・・アニス!ここは任せたぞ!裏切ればオリバーたちのことはわかっているな?」
そう言ってモースは去っていく。オリバーさんって・・・アニスの父親じゃあ・・・
「おい、アニス!オリバーさん達がどうしたって言うんだ?」
ガイが聞くが・・・アニスは叫んだ。
「うるさいな!私は、元々モース様にイオン様のことを連絡するのが仕事なの!」
アニスはぬいぐるみをガイに投げつけ、逃げ出す。
「待ちなさい!」
すぐに転送して追いかけようとするが・・・
「駄目ですね。反応しません」
「他に道はないのか?」
俺が言った時・・・ガイがぬいぐるみから何かを見つけた。
「おい、これを見てくれ」
「手紙を持ってるな・・・“ザレッホ火山の噴火口からセフィロトへ繋がる道あり。ごめんなさい”」
「アニスからですわね。・・・それにしても、モースの口振りだと、まさかご両親を人質に取られているのでは」
「そのようですね。まあ、元々モースの回し者だったのでしょうが」
「だけど行くしかない。ザレッホ火山に急ごう」
俺達はそのままアルビオールに移動する。
「アリエッタ達がいなくなってたな・・・」
「教官も・・・」
「相討ちでも死体は残りますからね」
「大佐!アリエッタは敵とはいえ、助けてくれましたし、リグレットはティアの教官で、何よりサキの家族なのですよ。もう少し言葉を選びなさい」
「これは失礼」
「いいよ、ナタリア。・・・もう慣れた」
付き合いが長くなると、わりとジェイドの発言にイラつきはないものだ。街を出ようとするが・・・
「な、なんだあれ!?」
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