再来〜
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ている恐れもありますが、その程度なら音譜帯を抜けた後、大気圏外に離脱してしまいます。影響はないと思うのですが・・・」
「まさかプラネットストームの活性化で、また障気が発生してるとか・・・」
「やはりティアの体に蓄積した障気の除去を考えた方がいいのではなくて?」
「それは無理だって、ベルケンドで言われたじゃない」
「じゃあ俺が・・・」
「駄目よ。これ以上あなたに“闇”が溜まったら危険だわ。それよりナタリア。預言についての会議を提案するんじゃなかったの?」
「それはそうですけれど・・・」
そこでイオンが口を開いた。
「・・・あの実は、僕はティアの障気を無くす方法に心当たりがあるんです。ただ、それを行うには僕の・・・」
「イオン様!大変です!」
いきなりアニスが部屋に飛び込んでくる。
「アニス。どこへいっていたんです」
「それが、外が大変なんです!」
「外がどうしたんだ?」
「障気がばーんと出てきてマジヤバですよぅ!イオン様!来てください!」
アニスは止める間も無くイオンを引っ張っていく。
「私達も行きましょう!」
「ティア!あなたが倒れたのは、障気の復活を敏感に感じ取ったからかもしれませんわ。ここに残りなさい」
ティアは首を横に振る。
「障気が復活したのなら、どこにいても同じよ」
「無茶ばっかり言いやがって・・・」
「でも事実よ」
「・・・分かった。無理はするなよ」
「ええ、ありがとう」
ルークが折れ、ティアは立ち上がる。俺達は急ごうとして転送した瞬間・・・周りを囲まれた。
「なんだ!?」
ガイが驚く。
「動くな」
「リグレット教官!」
「あ、姉貴・・・!」
やっぱり生きていたのだ。だが、どう考えても感動の再開と言うわけにはいかないらしい。
「これはなんの真似だ!」
「今、お前達に動かれては迷惑なのだ。それにローレライの鍵についても聞きたいことがある。大人しくしてもらうぞ」
その時だった。突如ライガが現れ、神託の盾兵を吹き飛ばす。その隙にティアがナイフを投げるが、ジゼルは難なくそれを弾く。
「投げに移る動作が遅いと言っただろう!同じ扱いを二度犯すな!」
「・・・くっ」
・・・すると俺達とジゼルの間にライガを率いたアリエッタが現れた。
「・・・イオン様に何をさせるの。リグレット」
「アリエッタ!そこを退きなさい!」
「イオン様の第七譜石の預言を詠み直しさせるって本当なの!?」
「イオンに惑星預言を!?んなこと・・・」
「体の弱いイオン様は死んでしまう!アリエッタ・・・そんなの許せない!」
「モースを動かすには、そ
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