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彼女が欲しい俺の俺による俺のための部活
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んだ。じゃあゆっくりしてってね」
と言ったところでパソコンの行方が不明だったことに気がついた。
「ねえ、ササケイ。ここにあったノートパソコン知らない?赤色なんだけど」
「パソコン?知らんな。 私が来たときにはなかったぞ?」
と、いうことはかなり早い段階でなくなってたのか。
いや、そもそもなんで俺より早くササケイは部室に来れたんだ?
2年と3年の方が解散早かったはずなんだけど。
「もしかして、入学式後の今後の予定とか聞かずに部室来た?」
そう尋ねると、ササケイはドヤ顔で
「ああ!あんなもの聞かずに来たぞ!」
と、答えた。
じゃあパソコンってそういう1年生とかに盗まれたのかな。
でも部室の鍵閉まってたし・・・。
思案していると、ササケイが素早い反応速度で猫のようにイスを降りてドアを開けた。
はっ・・・、今の一瞬だったぞ?
いくらドアから近いイスに座ってても立って足を出すのに時間がかかるぞ・・・。
ガチャッ
そんな俺のことは気にせずにササケイはドアを乱暴に開けた。
「きゃっ・・・!?」
ササケイのような高いアニメ声ではないが、女子らしい声が響いた。
「おい、こいつがパソコンを盗んだぞ。手に持ってる。」
ササケイが引っ張ってきたのはリボンが赤色の3年生の先輩だった。
胸がでかく、ササケイに引っ張られるたびに揺れている。
長い黒髪を背中に垂らしていた。
「あの、黒河 士奈(くろうち しな)くんですよね・・・?」

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