呪われた島
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ッピーがボボの方を向く。
そして一瞬顔を曇らせたのをルーシィは見逃さなかった。
ボボは少し沈黙し、口を開く。
「禍は君達の身にも降りかかる。あの島へ行くとはそういう事だ」
「禍・・・」
ルーが繰り返す様に小さく呟く。
「本当に君達にこの呪いが解けるのかね?」
風が吹く。
ボボのマントが風に揺れる。
ボボはマントでずっと隠れていた左腕を露わにした。
そこにあった腕は。
「悪魔の呪いを」
明らかに人間のモノではない、異形の腕だった。
月明かり照らす呪われた島、ガルナ島。
あたし達の向かうその島の一角で・・・。
不気味な儀式が行われていた事は、この時はまだ知らなかったんだ・・・。
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