暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才 バージョン2
43話 久々の生徒会
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
の中でも最強の部隊だって簪が言ってました」

「そう、更識四天王が出れば任務の達成率は爆発的に上がると言われほどだったわ。けど、殉職者が出ないわけじゃない。真理君はある任務で一人の殉職者を出してしまったの」

聞いてはいけない話だとは分かっている。けど、最後まで聞かなきゃいけないような気もする。のほほんさんはただ静かに話を聞いている。

「殉職者の名前は『天城鷹継』更識四天王の隊長をしていた人よ」

「その人が4人目の更識四天王なんですね」

「いいや、鷹継隊長は更識四天王のメンバーじゃない。俺達の監督者みたいな人だ」

生徒会室のドアが開き、そこには神倉先輩が立っていた。

「虚さん、なに一般人に俺達のこと教えてるんですか」

「…ごめんなさい。話流れでつい」

「まぁいいですよ。それより織斑身体のほうは大丈夫か?」

「え、あ、はい。なんとか」

「そうか、それは残念。楯無の裸を見たり触ったりしたからには殺すつもりでやったんだが、どうも俺の良心が無意識のうちに力を弱めたみたいだな……なんだ、その顔。ニッコリ笑って『ありがとうございました優しい神倉先輩』位言えや」

あれは絶対良心ゼロだった。殺気フルオープンでそんなこと言われてもニッコリ笑うなんてできない。

「ま、冗談はさておき、今日は織斑に言いたいことがあるんだ」

「な、なんですか?」

「お前の機体のワンオフ・アビリティー『零落白夜』あれさぁ」

「零落白夜がなにか」

「あれ全然なってない。40%位の力しか出せてないぞ」






[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ