暁 〜小説投稿サイト〜
【IS】例えばこんな生活は。
例えばこんな夏休みは学生だけの特権だろ
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間的なら耐えられるぅバリア機能付きィィィッッ!!そしてッッ!!!ハイパーセンサーと同じく直接視神経と同期させる神経接続機能によってッ!!いくら細胞が悪くなろうが眼鏡ある限り実質的な視力は低下しないのだァァァーーーーーッッッ!!!
ISの科学は世界一ィィィィ!!!作れぬ物は無いッッ!!!

ついでに博士の趣味で「湯気で眼鏡が曇った時のためのワイパー機能」「発信機の反応を追ったりする機能」「望遠機能」などなど素敵な機能満載。まぁ年齢に合わせて開放していこう。

次に会えるのはもっと先なんでさらに微調整をしてから改めて渡すことにはなるが、当初予定していた完成度に達したから日記に書いたのさ。




7月20日

昼寝してたら夕方になってた。
食堂でのほほんに話したら「あるある」って言われた。あるよね〜。
鈴に横から「ねぇよ」って突っ込まれたけど。

それはそうと、ウツホについて全然書いてなかったのでここに一応書いておくのもいいかもしれない。
彼女は一般常識に疎いのでいろいろ世話を焼くところが多いのだが、基本的には生徒会の虚さんが同室で世話をしてくれることになっている。名前の響きが同じだからかウツホが虚さんに懐くのは早かった。今では布仏家の末っ子的なポジションと化しつつあるみたいだ。暇なときは虚さんの後ろをチョロチョロしている姿を見かける。

それと、日常生活では意外にもおりむーが結構ウツホの世話を焼いている。だらしない姉の世話を焼くのには慣れているがこういう精神的に幼い子の世話を焼くのは新鮮でちょっと楽しいらしい。これも甘やかされた末っ子ゆえだろうか。最も鈴ちゃんとシャルが恨めし気な視線で見つめていることには気付いていないようだが。



7月21日

セシリアがもうすぐ帰省するらしい。ティアとも暫くお別れだ。
何でもブルーティアーズの基礎理論を考えた人がティアのボディを改良するのも兼ねてるとか。

流石にイギリスまではいけない。御上のせいで国外旅行も出来ないこんな世の中じゃ・・・とぼやいたら紅茶入れてくれた。味は良く分かんないけど明らかにその辺の紅茶と香りが違う。美味しくいただいた。流石イギリス。

ついでに色々聞かせてくれた。イギリスの水は基本的に硬水で、軟水で入れた時に比べて茶葉の味が引き立ちにくくなるんだとか。逆に軟水で入れると茶葉の渋みが出やすく、味にこだわるか香りにこだわるかで使い分けるんだって。さらにミルクティーを作る時先にミルクを入れるか後でミルクを入れるかで勢力が二分してることまで、英国人の紅茶へのこだわりは凄いね。


なお、ヨーロッパで紅茶文化が広がったのは飲み水が臭いのを誤魔化すためだったのだというちょっとロマン崩れる事実も小声で教えてくれた。




7月22日

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