暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター 〜厄災の狩人達〜
龍殺しの実を求めて
明星の英雄
グノーム火山組道中
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語っている。

ノアは対弓【陸戦空射】という弓を使っている。こちらは銀火竜リオレウス希少種と金火竜リオレイア希少種の素材に、
矢を引くとき自動的に火竜の煌液が塗布される機構が取り付けられた火炎弓。
防具は今ミナガルデの方で女性ハンターに大人気の、フェアリーJシリーズ・レジェンド。
こちらは特にモンスターの素材を使っているわけではなく、マボロシチョウとマレコガネなどの虫素材に
街の名匠直伝と言い伝えられている防具素材専用硬質化薬という薬品と化学反応を起こさせ、
防御力を従来のフェアリーJシリーズより飛躍的に向上させた逸品だそうだ。

「まぁ、各々装備はナレーターが紹介してくれたし、道中しゃべり倒すか。」

「何を言ってるんですか?エイジさん。」

「いや、なんでも。」

あなた達ってちょくちょく私に振りますよね。
そんな中、いつものようにフラグとまたお前か感を背負いながら何かが来る気配をノアが感じ取った。

「何か来る!」

ノアの呼びかけに全員が臨戦態勢を取った。
そしてダイラス達の目の前に現れたのは…

「リオレイアかっ!?」

陸の女王リオレイア。全長は一般的なリオレイアを大きく上回っていた。

「かなり大きいな。しかし、我々を見過ごしてはくれないようだ。」

エイジはメルトブレイヴァーに手をかけながら囁いた。

「そのようね。でも、まだ警戒状態みたいよ。ここは下手に刺激しないほうが利口かも。」

ダイラスやカーネロス、マトレガは息を潜めていた。その時、荷車の周囲に居たランポスが騒ぎ出した。

「しーっ!コラ、叫ぶな!」

ダイラスが息を殺しながら叫んだ。
しかし、リオレイアはそのランポスの鳴き声を察知し、ダイラス達をみつけてしまった。

「あー…もう!お前らのせいで気づかれちまったじゃねえかよ!」

ダイラスは地団太を踏み倒した。

「こうなった以上、することは一つ。」

エイジはメルトブレイヴァーを背中から抜き構えた。

「Let's hunting…!」

マトレガもカオスウィングに弾丸を装填していた。

「ですね…。」

ノアは対弓【陸戦空射】にペイントビンを装填した。

「よぅし!軽くアップと行くか!」

ダイラスは背中からフラストレーションを持ち上げた。

「行くぞ!!」

エイジの掛け声で全員が荷車から降りた。
リオレイアはダイラス達に気づき、咆哮をあげた。
その猛々しい咆哮と共に、自慢の脚力で地を蹴りながら走ってきた。

「今回は撃退するだけだ!他のエリアへ移動しようとしたら荷車へ乗り込むぞ!」

エイジが皆へ伝えるとリオレイアの左脚部へ自身の体を滑り込ませ、
メルトブレイヴァーで連撃を刻み始めた。メル
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